今はラブストーリーに飢えてます

大谷亮平 撮影/高梨俊浩
大谷亮平 撮影/高梨俊浩
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 ダンスはさておき、運動神経は抜群で、今でも夢中なスポーツが。

「小学4年からバレーボールをやっていて、今でもオフにやっています。実力ですか? 話すと長いですよ(笑)。でも、小中学校時代は大阪で1位、近畿で2位だったり、高校では国体に出たり本気でやっていましたね。今でも仲間内でチームを組んでいて、うまい人も多いので、区の大会から全国大会にも挑戦してみたいです」

 俳優人生の転機になった作品はと聞くと、

「初の映画『神弓-KAMIYUMI-』('11年)です。キム・ハンミン監督に“君を俳優に変えたい”って選んでいただいたんです。役柄も、しゃべれないがゆえに第六感が働くみたいな難役だったんですが、“いい人に見えてしまって、第六感を持っている鋭さが感じられない”と何度もダメ出しが(笑)。苦労はしましたが、自分を俳優に育てていただいた監督ですね」

 これから日本での活躍を誓ううえで、こんな夢があるそう。

「韓国ではアクション作品が多かったので、ラブストーリーに飢えていて(笑)。『逃げ恥』はコメディー要素もあるので、今度はシリアスな大人の恋愛モノにも挑戦してみたいです。あとはバレーボール。『春の高校バレー』とか今でも見るのが好きなので、大好きなバレーに何らかの形で関われたらうれしいです!」