髪を変えればキャラも変わり、なりたい自分に!

 とはいえ、いまだに“行きつけの美容院”に出会えないと嘆く人もいるよう。

思うようなスタイルにならない原因の多くは、担当する美容師さんに自己開示できないことだと思います。カウンセリング中の人見知りは厳禁です。なりたい自分をイメージして具体的に伝えてください。同窓会に行くなら、“幸せそうに見せたい”あるいは“リッチに、勝ち組っぽく”などでもいいのです。もちろん、“知的に”“おしゃれなママっぽく”というリクエストもOK。

 不思議なもので、髪型が変われば自分のキャラが髪型に合わせて変わってきます。これは本当です。実際に“結婚できる髪に”とお願いして、すぐに結婚できた女性を何人も知っています。

 髪にはすごいパワーが秘められています。髪を変えることで、なりたい自分になることも、これからの人生を幸せにすることもできると私は信じています」

■美容院でのオーダーのPOINT!

・予約は前日までに。友人の紹介店がベスト
・混む土日より平日のすいてる時間がおすすめ
・カウンセリングは病院の問診と思って自己開示
・普段のスタイリング、ヘアケア方法を伝える

 実際のカットやカラーが始まれば一切話をしなくても問題ない。しかしカウンセリングではしっかり希望を伝えて。美容師はプロなので、その人に似合う髪型はある程度わかる。でも“なりたいイメージ”は自分が伝えなければわからない、ということを忘れずに!

<プロフィール>
佐藤友美さん
「美容師以上に髪の見せ方を知っている」とプロも認める存在。セミナーや講演を聞いた美容師は延べ2万人を超える。美容院へのカウンセリングコーチ、ヘアケア製品やスタイリング剤の商品開発アドバイザー、その人に合った美容院の紹介なども手がける。