「この仕事はファンの方なしではやっていけないということが、『仮面ライダー』をやっていた1年で気づけたのは大きいですね」

 '14年ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのグランプリに輝き、芸能界デビュー。昨年『仮面ライダーゴースト』の主演に抜擢され、注目を集めた西銘駿。現在放送中の『コック警部の晩餐会』(TBS[一部地域を除く]毎週水曜深夜0:10〜)では、特撮以外では初のドラマに挑戦!

「現場に入ってみて気づいたことは、自分って“仮面ライダーのお芝居”をしていたんだなって。主演の柄本佑さんなど、先輩たちのお芝居を見ながら、あらためて演じるということについて考えさせられました」

 天才シェフ役を演じているが、実際は料理初心者なんだとか。

「沖縄から上京してきて、今は叔母さんと一緒に住んでいるので自炊はほとんどしないんです。みじん切りなど包丁の使い方から覚えましたが、まだチャーハンなど簡単なものしか作れなくて。でも劇中は吹き替えなしで挑戦しています!」

西銘駿 撮影/廣瀬靖士

 地元の沖縄と東京では環境も全然違うけど、苦労したことは?

「電車ですね。僕の地元には電車が走っていないので、今でも乗り継ぎにはひと苦労! 東京の人はよくこんな複雑な電車を乗りこなしているなって感心しちゃいます(笑)」

 劇中では金髪だが、次回作の役作りのため黒髪にしたばかり。忙しい日々を過ごしているけど、休みの日は何をしている?

「沖縄の友達に“芸能人は派手な生活をしているんでしょ?”ってよく聞かれるんですけど、オフの日はピクリとも動かないほどひたすら寝ています(笑)。もし、長期休みができたら初めての海外旅行とか、1度パスポートを使う場所に行ってみたいですね。だから特にやりたいことはないんですけど(笑)」

 ドラマもいよいよ佳境!

「事件に料理が絡んでくるという、新感覚なグルメミステリーになっています。コメディー要素や小ネタなども満載ですごく見やすいので、まだの人にもぜひ見てほしいですね」