撮影/坂本清

 羽生結弦(22)の今シーズンは、カナダ大会で2位、NHK杯で見事300点超えで優勝。一方、宇野昌磨(18)は、アメリカ大会で優勝し、ロシア大会で2位を獲得。そんなライバルで戦友でもある2人がGPファイナル(フランス・マルセイユ)で今季初対決!

 12月7日に22歳の誕生日を迎えた羽生は、「GPファイナルに出れずに誕生日を迎えることがいちばん悲しいこと」と、大舞台を迎えられることへの喜びをみせていた。

「僕は追いかける立場」という宇野は、「今季初めてゆづくんと同じ舞台に立てるので、わくわくしている!」と語り、羽生に対して憧れとひそかな闘志を燃やした。

 リンクでは火花を散らす2人だが、滑走順抽選会では仲むつまじく隣同士に座ったり、肩を並べてほっこり笑顔で記念撮影に応えたりとすっかりリラックスモード。

「戦うのが楽しみというより、久々に会うのでいろんな話をしたい!」と、目を輝かせる宇野に対し、「ショーマとはゲームの話をしたい。それぐらい」と会えることへのテレ隠し(!?)なのか、羽生はツンデレ対応で笑顔を見せた。

 そして本番──。

 羽生は、ショートプログラムで今シーズンの世界最高得点を出してトップに。フリーではミスが重なり、得点は187.37で3位と振るわなかったが、ライバルたちにもミスが出たため合計293.90で、2位に10点以上の差をつけて優勝。男子シングルで史上初の4連覇を達成した。

 一方、ショートプログラム4位だった宇野は、4回転フリップを成功させるなど、フリーでは羽生を上回る195.69の自己ベスト。合計得点282.51で、昨年に続き3位に食い込んだ。

 2人の次なる戦いは全日本選手権(12月22日〜)だ。