チャン・グンソク 撮影/佐藤靖彦
チャン・グンソク 撮影/佐藤靖彦
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──最近、ハマっていることは?

 20代のときはライブ中、今ここで死んでもいい! っていう気持ちでやっていたけど、最近は、ここで死んだらダメだと思うようになって(笑)。だから、もっと体力をつけるために、マネジャーにすすめられたボクシングを始めました! 海外に行くときもグローブを持参して1日1時間半くらいやっています。有酸素運動でダイエットにもいいし、ストレス発散にもなってすごく気持ちいいんです。

──日本で歌手デビューしてから5年。振り返ってみて!

 まったく後悔のない5年! 外国で歌手としてデビューできてすごく幸せでしたね。大きなコンサート会場から、観客との距離が近いライブハウスまで、いろいろなタイプの会場で貴重な経験を積めたことは“うなぎ(ファン)”のおかげなので、とても感謝しています。チャン・グンソクとしても、TEAM Hとしても、さまざまな表現ができたことはうれしいですし、糧になっています。もちろん仕事ではあるけど、僕自身、十分に遊ばせてもらいながら楽しみました。

──充電期間には何をして過ごしている?

 以前は、クラブに行くとか、みんなでお酒を飲みに行ったりしていましたね。でも、最近は、クラブに行くと5分後には耳が痛くなってくるんです。だから、知り合いに挨拶したら、すぐに出てきちゃう(笑)。

 今は、家でリラックスする時間が大切。映画やほかのアーティストのライブDVDを見たり、シナリオを書いたりすることが多いですね。自分の演技やライブの参考にもなるし、さまざまなアイデアをもらったりできますから。シナリオは大学院の課題で作るものもあって、教授は「シリアスな人間ドラマを書いて」と言ってきますが、僕自身はコメディーが大好き。主人公がお酒を飲みすぎて大騒動になるみたいな笑える作品を書いています(笑)。将来的には監督や脚本も担当できるようになったらいいな。

──結婚したらどうなりそう?

 30代になって周りに結婚する人が増えましたね。前は朝まで一緒にお酒を飲んでいた友人たちが、結婚したら12時までに家に帰ろうとするんです。みんな幸せそうですけど、なぜか「グンちゃん、結婚はできれば遅いほうがいいよ」って言ってくる(笑)。本当のところはどうなんでしょうね。僕は結婚しても、ひとりの時間を大切にしたいと思うタイプですけど、でもクラブ遊びとかはしないから、(結婚する人には)安心してほしい。

──今後やってみたい役は?

 僕にとって作品を選ぶときにいちばん重要なのは自分に合うキャラクターを探すこと。20代は髪の毛を長くしていたこともあって、ロマンチック・コメディーへの出演が多かったので、30代になったこれからは警察官やアウトローといった、男らしくてワイルドな役を演じてみたいと思っています。そんな役柄のオファーを待っています!(笑)。

──20代もラスト。(韓国年齢では)30代に入りましたが、何か変わりましたか?

 体力がなくなった(笑)。というのは冗談ですが、2016年の1月にはもっと責任感をもってシリアスに頑張らないといけないと思っていたけれど、実際のところはあまり変わっていないかな。20代は、常に仕事をしたい気持ちで、プライベートも余裕もなく走り続けてきたんです。8月に(韓国は数え年なので)30代に入ってからは、本当にやりたい作品に集中するために充電期間も必要だと思うようになりました。仕事するときは情熱的に頑張って、プライベートでも頑張って全力で休む。そういうバランスを作ることが大事かなと思っています。

取材・文/熊谷真由子

<リリース情報>
『抱きしめたい/ボクノネガイゴト』発売中
初回限定盤A【CD+DVD】1944円、初回限定盤B【CD+32ページ Booklet】1728円、通常盤【CD】1080円 ※すべて税込み。初回限定盤Bのみカップリング曲の『ボクノネガイゴト』が『Don't be afraid』になります。
ジャパンオフィシャルサイト
http://www.jang-keunsuk.jp/
UNIVERSAL MUSIC オフィシャルサイト
http://www.universal-music.co.jp/jang-keunsuk/