SMAP

 ファンによるCD購買運動や署名運動のかいなく、国民的アイドルグループのSMAPが12月31日をもって解散しました。

 出場が期待されていた『第67回紅白歌合戦』(NHK)を辞退したことから、12月26日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)での『世界に一つだけの花』の歌唱パフォーマンスが、5人そろっての最後の姿に。番組内ではメンバーから解散に向けて直接のメッセージはありませんでしたが、歌い終わったあとに中居正広が背を向けて号泣する姿が、鮮烈な印象を残しました。

 当面元メンバーはジャニーズ事務所に籍を残したまま、ソロでの活動を続けるといわれていますが、1月からスタートする草なぎ剛主演ドラマ『嘘の戦争』(フジテレビ系)を除き、木村拓哉以外の4人の2017年の新規の仕事はまったくの白紙状態という報道も。

 一部メディアでは、事務所と契約が切れる2017年9月をもって、香取慎吾の海外移住説や引退説、ジャニーズ事務所を退職したIマネージャーを呼び戻し、木村以外の4人での新事務所設立説もささやかれています。

 今後も目が離せないSMAP元メンバー関して、美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長に話を聞きました。

――高須院長は実際に面識があった元メンバーはいらっしゃいますか?

高須「デビュー直後のSMAPに会ってるよ。当時は光GENJIの下っ端みたいな存在だったから、若いなぁって思っただけだけど。それと、『ゴロウ・デラックス』(TBS系)という番組にゲスト出演をしたことがあるから、稲垣吾郎さんが一番印象に残ってるかな! すごく賢くて勉強家だな、このまま司会者として独立すればいいのになんて思ったら、当たったねぇ(笑)」

――そうだったんですね。高須院長は一連のSMAP解散騒動をどう見ていましたか?

高須「どの世界でもそうだけど、1人の人間が年齢を重ねて成長し、個人で活動したい・独立したいと思うのは当たり前だから、割と静観してたかな~。だいたい、かつてのシブがき隊とかさ、ある程度活動したら解散してたじゃないの。だからジャニーズ事務所のグループ展開としては当たり前のスタイルをたどっただけじゃないの?」

――確かに、ある程度の年齢になると解散宣言をしていたジャニーズグループはたくさんいますね。

高須「そうだよ、世界的に見てもザ・ビートルズとかさ。あれも個々の成長による解散だよね。でも、個性のあるメンバーをここまで長い期間まとめていたジャニーズ事務所はすごい。それにソロで活躍できるほど成長したメンバーも偉いと思う!」