茨城生まれのどつきツッコミ

『M-1グランプリ』決勝で見せたフルスイングなツッコミで、知名度をアップさせたカミナリ

写真左から、カミナリの竹内まなぶ、石田たくみ 撮影/吉岡竜紀

石田たくみ「小さなころから、じいちゃんに芸人になればって言われていたんです。それで地元の茨城県鉾田市ではいちばんおもしろいと思っていたまなぶくんを誘うも、最初は断られたんですよ。“俺は六本木ヒルズに住みたい”って

竹内まなぶ当時はホリエモンが僕の中で最高峰だったんで(笑)。でもITバブルも弾けたし、1度きりの人生だから変わったことがやりたいと思いOKしました」

 その強烈なツッコミは偶然生まれたものなんだとか。

たくみ「最初はコントをしていたのですが、『M-1』復活にあたり漫才を始めたんです。それで地元でライブをしたらウケなくて。悔しくて相方の頭を強く叩いたらウケたので、コレだ! って

まなぶ「実は叩かれているほうより叩いている相方のほうが痛いのですが、僕の家族が心配していて。“今の芸風を続けるなら、相方を叩くくだりを入れなさい”って。自分の息子だけが叩かれているのが不満みたいです」

たくみ「うちの親は喜んで見ていますけどね(笑)」

 フジテレビの若手発掘番組『新しい波24』の出演も決定するなど、まさに波に乗っている2人。

まなぶ相方は結婚していますが、僕は彼女もいません。これからいい人を見つけたいので、女性読者のみなさんよろしくお願いします」

たくみ浮いた話は相方におまかせします(笑)。僕のツッコミで引いちゃう女性もいると思いますが、昔からの仲よしコンビなので素直に笑ってくれるとうれしいです!」

 売れたらしたいことは?

たくみ「お笑い養成所を作って講師! まだ芸歴6年目の若手ですが、後輩に指導したい(笑)

 大金が入ったらどうする?

まなぶ大学を2浪して学費や生活費を出してもらっているので、すべて親に返済したいと思います!」