プミポン国王即位60周年の訪問の際には、アユタヤ遺跡をご覧になった('06年6月)

「新年からの美智子さまを拝見すると、ご自身の年齢や不調を顧みず、常に陛下に尽くし、お支えしている様子があらためてよくわかりました」

 最近の皇后美智子さまについて、ある宮内庁関係者はそう話してくれた。

 1月23日には天皇陛下の公務削減について、有識者会議の論点整理が発表に。

 陛下の「退位」も現実味を帯びてくるが、両陛下はすでに、“限界”に達していらっしゃるのかもしれない。冒頭の関係者が続ける。

1月2日の『新年一般参賀』の最後には、陛下のお言葉が終わり、他の皇族方もバルコニーの中央に集まってお手振りをしてから、後ろにお下がりになる予定でした。

 しかし、陛下が先にお戻りになろうとしたので、美智子さまがすぐに耳打ちをされて事なきを得たようでした」

 6日後の8日には、両陛下が両国国技館で大相撲初場所をご観戦に。そこでは、こんな出来事も。

「観戦終了後に貴賓席から離れる際、美智子さまが出る方向を一瞬間違えて数歩、歩き出してしまったようでした。

 すぐに気づいたのか元の席に戻り、本来の出口の方向へ陛下のあとに続いて退場されました。美智子さまのご体調も、万全ではないのだと実感しました」(同・関係者)