高須「そうね~。過去に諸々イヤなことがあってスポンサーを引き上げたこともあったけど、でもスポンサーは『あのタレントを降ろせ』なんて言わない。周りが気を使って先回りして降ろすんだよ。ちなみに、ボクは番組が不愉快で降りただけで出演者が嫌いになるわけじゃないから、例えば古舘伊知郎氏の番組のスポンサーを降りたけど、そのあとの古舘氏の新番組には一番にスポンサーについたよ」

フィフィ「そうなんですね! なんだかいい話。ところで院長はかなり前からツイッターをやってますよね?」

高須「うん。実は捨てアカもいっぱいあるよ。今までは携帯変えるたびにIDも変えてて、今現在いくつあるかも不明。ちなみに今も携帯を3台持っていますが、携帯ごとにログインIDが違います」

フィフィ「それって、なりすましかどうか周りはわからないし!(笑) でも1つのIDで炎上しちゃったら、なりすましのフリして逃げられるね~」

高須「そうなの。ちなみに悩み相談もすごく来ます。時間があるときなどは返してるし、昔はフェイスブックにもリンクさせていてね。その中の性器の悩みごと投稿がフェイスブックにリンク公開されて、『あなたはひわいな投稿をするユーザーです』なんつって、まさかのユーザー凍結にあったね! そんなことしたら小便小僧も凍結だろ! なんて思ったりして。ツイッターでもフェイスブックでも、そこで儲けようとしていない優良なユーザーなのに、これはヒドいと……」

フィフィ「画像とかワードだけで一律でシャットダウンなんですね。でも私たちはいいユーザーだと思いますよ。広告・ステマの繰り返しみたいなことしてないもん。本当に自分の意見をツイートするつぶやきを載せてるだけだから、純粋たるユーザーだよね。でも、『本当はこんな記事書いたら金になるのに~!』なんて思っちゃったりもするよ(笑)

高須「そう。私たちのツイッターはまさにつぶやきの集結。純度の高いユーザーです!」

 話の進行のため同席した週刊女性PRIMEスタッフが、口を挟む間もなく盛り上がる会話。そして2017年の不倫トレンドを語る、第2回に続きます!

<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外 科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)。最新刊は「行ったり来たり僕の札束」(小学館)

フィフィ:1976年エジプト・カイロ生まれ。父は工学博士、母は国際政治学博士。2歳で来日し、名古屋で育つ。中京大学卒業後、ジョイ・サウンドに就職し、カラオケ制作に携わる。結婚後に上京し、出産。2005年にTBS系深夜バラエティ番組「アイチテル!」に出演し、芸能活動をスタート。2005年よりブログ「all about FIFI」を発信。著書に『おかしいことを「おかしい」と言えない日本という社会へ』(祥伝社)

(取材・文/佐川碧 撮影/森田晃博)