──受賞のほかにも、韓国で発表したアルバムが米ビルボードチャートで26位、27か国のiTunes総合チャートで1位に。’16年は、忘れられない年になったようですね。

SUGA「ブラジルのような、韓国から見ると地球の裏側にある国へ行き、その国の方たちにも愛されているのを感じて、時代の恩恵を受けているなと思いました。本当にラッキーだなと」

V「でも僕は……、日本でも、もっと愛されたいんだワン!(と、指で作った犬で、隣に座るJUNG KOOKの腕に噛みつくまねをする)」

JUNG. KOOK「(慣れたようにVから逃げながら)ええ、本当にそう思います」

RAP. MONSTER「本当に不思議なんです。僕たちが海外公演をするとき、国籍も言葉も全く異なる方たちが、僕たちの歌を一緒に歌ってくれるんですよ」

V「すごいことだよね」

RAP. MONSTER「今年は、これまでとはまた別の、新たな“時”が始まります。僕らにとっても、ファンのみなさんにとっても」

JIMIN「実は今、考えているステージがあるんです。誰が見てもカッコよく、すごく楽しんでいる僕たちの姿が映るような。そこに向かってひた走ります」

JUNG. KOOK「もっと成長したいです! その成長が自分たちの武器になるように」

──絶え間ない努力が現在の防弾少年団を築いたんですね。ちなみに、みなさんデビュー当時といまで変わったことと、変わらないことは?

SUGA「デビュー前から変わらないのは、まずいちばんに歌とステージのことを考える姿勢です。メンバーそれぞれにやってみたいことがあると思うけど、チームとして行かなくてはいけない方向、向かうべき場所などを、第一に考えるのが、僕らの長所のひとつです」

RAP. MONSTER「あとは練習ですね。1に練習、2に練習です。最近は、昔10かかっていたことが、5でできるようになりました。効率的にできるようになってきたと思います」

──みなさんのパフォーマンスを見ていると、あまりに激しいダンスで本当にしんどそうで……。

SUGA「(真顔で)正直、しんどいです」

全員「(笑)」

RAP. MONSTER「でも、そんなキツイ練習が、今の僕たちを作ったので、もうストップできないんですよ」

V「止まっちゃダメー!」

──ときには、止まって休息することをオススメしたいです。

SUGA「最近は、キツイ振り付けの曲を連続でパフォーマンスすることが多くて本当に大変で。一昨年ぐらいまでは、とにかくがむしゃらにやってたんです。でも、それだと身体を壊すこともあるとわかったので、最近は健康食品やサプリメントをとったりして、健康管理をしながらステージに立っています」

JUNG. KOOK「体力つけないと」

SUGA「ね」