芦田愛菜ちゃんが入学したことで話題になった慶應義塾中等部。同校の入学式には俳優の安田顕(43)も姿を見せていた。

 北海道・室蘭市出身の安田はTEAM NACSのメンバーとしても知られ、さまざまなドラマ、映画、舞台に出演し、数々のキャラクターを演じ分け「カメレオン俳優」や「怪優」と呼ばれる実力派だ。

 北海道では大泉洋を全国区に広めたローカル番組『水曜どうでしょう』(北海道テレビ)の"準レギュラー"として数々の伝説を生みだした。特に同局マスコットの「onちゃん」として着ぐるみをかぶってのパフォーマンスには熱狂的なファンが多い。

 2015年に放送されたてドラマ「下町ロケット」(TBS)で一躍知名度が上がり、大ブレイク。映画、ドラマへの出演オファーは絶えないという。16日からスタートするドラマ「小さな巨人」(TBS)にも所轄の叩き上げの刑事役で出演する。

入学式では奥さんと一緒に保護者席にいました」と話すのは同校の保護者。

 安田は02年に学生時代から交際していた一般女性と結婚し、04年に長女が誕生。ずっと北海道で暮らしてきたが、東京での仕事が忙しくなり数年前から “単身赴任生活”を送っている。

普段は仕事帰りに一人で馴染みの店によって静かに飲むこともあるそうです。

 とにかく娘さんが可愛くて仕方ないそうで、携帯の待ち受けは娘さんの写真ですし、“疲れた時に奥さんと娘さんから来たメールを何度も読み返すと元気になる”というほどの愛妻家です。

 東京での中学受験も、安田さんが多忙のため北海道へ帰る機会が少なくなり、娘さんに会えないのが理由の一つのようです」(芸能関係者)

 テレビのトーク番組で「奥さんにしても娘にしても頭が上がらないです。感謝しかありません」と話し、娘への思いをこう語っている。

≪「私が20歳になったら一緒にお酒飲もうね」って言ってくれました。それだけはすごく覚えているんですよね。それまでは絶対に元気でいようと思っています≫

娘さんは奥さんの躾がよく、とてもしっかりしたお子さんだそうです。受験勉強も1年間ずっと塾に通い、夏休みなどは上京して夏期講習を受けたりと、かなりの頑張り屋さん。安田さんも『これで、ずっと一緒にいられる』とうれしそうでした」(前出・同関係者)

 娘とお酒を酌み交わす日が待ち遠しいに違いない。

《取材・文/小窪誠子》