メンバーに伝えたいこと、一人一人との思い出は?

──メンバーの一人一人に伝えたいことと、それぞれ思い出を教えていただけますか? まずはサンウさんからお願いします。

「はい、サンウさん! サンウさんは、僕がCODE-Vじゃなかったとしても、本当に素敵なリーダーだなぁと思う人です。メンバー全員に、愛情を込めたアドバイスをくれるから。最近はSNSでもたくさん写真をアップするようになりましたよね? 前よりもっと、明るく楽しいサンウさんになったと思います!(笑)。今のまま、バラエティ的なリーダーになってほしいです。

 サンウさんとは、地方のホテルに泊まったとき、2人で食べた朝ご飯の思い出が印象的です。普段はちょっと静かなんですけど、あの時はすごくおしゃべりをしました。“あぁ、サンウさんにはこういう面もあるんだな”と思ったんですよね。そこでもっと仲よくなれた気がします」

──では、ナロさんに。

「ナロさんは、この間のソロデビューもそうでしたけど、自分をプロデュースするセンスがありますよね。だから、CODE-Vの曲もいつかプロデュースしてくれたらいいなぁと思います。カッコいい見せ方をよく知っている人だと思うので、グループとしても、ソロとしてもたくさんやってほしいです! 僕も楽しみにしてます。

 一時期ナロさんと一緒に住んでいたことがあるんです。朝ご飯を一緒に作って食べて、昼ご飯を一緒に作って食べて、夜は飲みに行ったり……。大体いつも一緒にやっていました、洗濯物をたたむことも(笑)。5年くらい日記をずっと書いているんですが、そこにナロさんとのことは全部残っています。一緒に住んだからこそ、この人はこういう人なんだなということが知れたと思います」

──ルイさんにはいかがですか?

「ルイさんは、人の話を本当によく聞いてくれる優しい人です。でも、それで自分の時間をほかのメンバーにたくさん譲ってきたと思います。僕も、ルイさんにはたくさん悩みを聞いてもらいましたが、譲るだけじゃなく、自分の気持ちももっと大切にしてほしいなと思います。きっと、やりたい音楽もたくさんあるはずだから。優しいルイさんが、やりたいと思ったことをすべて出せるようになるといいな。

 あまり多くはなかったですが、2人でご飯を食べたり、家で飲んだことがあります。普通に食事をすることが、僕の中では素敵な思い出です。話していると、気持ちがラクになります。よく食べに行ったのは……台湾料理ですね(笑)」

──次は、ソルさんに。

「ソルさんは、いちばん性格が似ていると思います。たくさんの言葉がなくても、お互いにどんなことを考えているのか分かりますし、ほかの先輩より1年くらい一緒に活動してきた歴史があるので。これまでは僕が明るく楽しいウシクとして元気を担当してたじゃないですか。今ちょっとソルさんがおとなしくなってきているので、これからはソルさんに僕のキャラをお任せします!(笑)。“イケメンギャグマシーン”のソルさんに期待しています。

 昔、ソルさんと僕とテフンの3人で釣り堀に行った思い出があります。僕の頭の中には、映画のワンシーンのような……そんな記憶の1つです。ちなみに僕が一番釣ったんですよ! 1位! ……ここだけの話ですが、みんなより大きめのエサを入れたんです。まだ2人は知らないと思います(笑)」

──きっと、この記事でバレちゃいますね(笑)。では、デビューからずっと一緒に頑張ってきたテフンさんに。

「テフンは、すごくヤル気のある子なんです。ちょっとぶっきらぼうなところがありますけど(笑)。でも、それも個性だから。2人で活動していた時は、僕がちょっと口うるさかったかもしれないですね。先輩たちからアドバイスをもらいながら、もっともっと成長してほしいと思います。歌もダンスも伸びていて、テフンの可能性はまだたくさんあるから。すごく期待していますし、応援しています」

──ちなみに、ウシクさんからテフンさんに一番したアドバイスは何でしたか?

「“ちゃんとやれよ”(笑)。はは、それは冗談ですけど、テフンは朝が弱いんです。早起きが苦手で、遅刻することも昔はありました。それについては結構怒ったことがありましたね。でも最近はそういうこともなくなって、自分から先輩たちを誘って練習をしたりします。そういうところが素敵だな、成長したな、と思います」

──ウシクさんの話から、6人の仲の良さが浮かんできます。

「本当は、僕もCODE-Vのメンバーとして武道館に立ちたかったなぁという気持ちもあります。もうちょっと自分が頑張っていたら、もっともっと情熱を持ってやっていたら違ったんじゃないかな? そう思うと心残りなのが本音です。……あ、でも幸せな、もっとポジティブなことを言いますね!(笑)。ライブのリハーサルが僕の中でいい思い出です。ステージを準備する中で、意見が食い違うたびに話し合ったり、真剣にみんなで考える時間が好きでした」