今年の1月の会見で無期限謹慎を発表した狩野英孝

「新たに気持ちを引き締めて努力していきます」

 この言葉は、6月1日に謹慎解除が発表された狩野英孝のものだ。『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)での復帰説がささやかれる中、所属事務所に問い合わせてみると、

「テレビ番組での復帰はまったく決まっておりません」

 との回答だった。

「謹慎となった原因は、未成年女性との交際が淫行とされたことです。'16年1月に歌手の川本真琴のツイッターから加藤紗里との泥沼バトルが始まり、6股疑惑も出ました」(スポーツ紙記者)

 今回は相手が高校生だったことで、事務所としても簡単には復帰させられなかった。

「狩野の交際相手は小学生のころから、はんにゃ金田やパンサー尾形の追っかけをしていた“元地下アイドル”。高校生だとは気づかなかったことや、真剣交際だったことを主張していましたね」(テレビ誌ライター)

 狩野以外にも最近、微妙な知名度の女性とトラブルになる芸人が相次いでいる。

東京03の豊本明長は、事実婚状態にありながら、モデルの濱松恵とも交際していたことが3月に発覚。この女性は、狩野が新婚直後に不倫した相手でもあります。5月にガリガリガリクソンが飲酒運転で逮捕されたとき大食いアイドルの門楼まりりんが事件前にSNSで一緒に酒を飲む様子を投稿して炎上、後に画像を削除しました」(前出・スポーツ紙記者)

 芸人と関係を持ち、有名になろうと売名を狙う女性タレントは多い。

芸人の間では、“グラドル、地下アイドル、フリーモデルには気をつけろ!”が合言葉。地下アイドルや読者モデルなど事務所に入らずライトなタレント活動をする人が増えたことや、タレントになるハードルが下がったことで競争が激化しました。彼女たちは有名になりたいという自己顕示欲を満たすために、手っ取り早く芸人を利用するんです。

 深夜番組やネット番組ではぶっちゃけトークがウケますから、有名芸人と食事に行っただけで“口説かれた”と話を盛れば名前が売れますよね」(お笑いライター)

 さらに別のお笑い関係者からはこんな刺激的な証言も。

「全員が芸能人に抱かれる目的で活動している女性アイドルグループさえいます。楽屋では誰と関係を持ったという話ばかりしていて、ほかのグループがドン引き。自分のことを“芸人スタンプラリー”と言っている芸人キラーや“お笑い専門学校の○期の芸人全員とヤったと豪語する女性もいます」(放送作家)

 極楽とんぼ・山本圭壱の件以降、芸人を抱える事務所では未成年との交際に関して注意を呼びかけたり、相手の身分証チェックを徹底するなど定期的に指導を行っているが、姉の身分証を出して未成年であることを隠すなど、女性側の手口も巧妙化してきているという。

 売名目的の女性に堕ちてしまう芸人のトラブルは、今に始まったことではない。

「最近はSNSなどで、個人発信ができるのでバレてしまいますが、昔から淫行やレイプまがいなことをしている人はいました。脚本家としても活躍する人気ピン芸人の元相方は、合コンで知り合った女性とトラブルになり芸人をやめましたね」(前出・お笑いライター)

 昔から、芸人の女遊びは芸の肥やしなどと言われるが、今は遊び方にも注意が必要なのだ。

「遊び慣れている芸人は、タクシー代と称し金銭を渡すなど、暴露されるような遊び方はしていませんよ。トラブルを起こしているのは、危機管理能力のない芸人だけです」(芸能プロ関係者)

 狩野は、今度こそ危ない女には手を出さないことを学習してほしい。