今週のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』の見どころをご紹介!

 直虎(柴咲コウ)と政次(高橋一生)が、ついに急接近!? 一体、ふたりの間に何が起こったのか? 龍雲丸(柳楽優弥)たちが切り出した材木の買い手を、方久(ムロツヨシ)が見つけてきた。

「急ぎ話をまとめ、できるだけ高く売ってこい!」

 と、材木に“井”の字を焼印し、商人たちが独自のルールで治める町・気賀へと運ばせた直虎。しかし、この材木が今川と敵対する三河に流されたことが発覚。今川から、

「井伊に三河と内通し、謀反の疑いがある」

 と突然“いいがかり”をつけられた。氏真(尾上松也)に申し開きするため、直虎は政次とともに駿府に向かう途中、自ら毒薬を飲む。今川への忠義を示すため、三河に流れた材木を取り返そうと奔走する六左衛門(田中美央)と方久のための時間稼ぎだった。

「なんという無茶を……」

 と、熱にうなされる直虎を看病する政次に、

「うまくいかなかったら、井伊を頼む」

 と告げる直虎。その直後、政次の手が彼女の顔に添えられて――。

 いつもは冷たい政次の一挙一動に、萌え萌えです♪

たけから梅へ! まさかの“復活劇”を本人が語る

「そんなのありですか、って私自身がびっくりしましたよ」

 6月18日の放送で、井伊谷と涙の別れをした、梅沢昌代が演じるたけ。しかし一転、同じ回で高瀬(高橋ひかる)の乳母・梅として復活! 梅はたけの姪(めい)なのだ。

たけから梅へ、2役を演じる梅沢昌代。(c)NHK
たけから梅へ、2役を演じる梅沢昌代。(c)NHK

「たけの幽霊が出たというくらい似ているという設定ですが、どう見ても同一人物ですよね(笑)。大河に初めて出せていただいたうえに2役までやらせていただき、60歳を過ぎていいお土産をいただきました(笑)」

 年齢の設定は、たけは60代、梅は40代。いきなり若くなった、その違いを出すためにしたことは?

「メイクさんと床山さんにお願いして、目尻を吊ってもらったり、やや濃いめのメイクでキリッとした顔を意識しました。メイクの時間は、たけの倍はかかっています。最後のほうのたけは、かなり老けメイクだったので、違いを感じてもらいたいです」

梅沢「後ろ髪を引かれながら去っていく、たけの元に姫さま(柴咲コウ)が駆けつけてくれたシーンは、それまでのふたりの関係性もあったので自然と涙が出てきました。泣こうと思って泣けるものじゃありませんよ(笑)」(c)NHK
梅沢「後ろ髪を引かれながら去っていく、たけの元に姫さま(柴咲コウ)が駆けつけてくれたシーンは、それまでのふたりの関係性もあったので自然と涙が出てきました。泣こうと思って泣けるものじゃありませんよ(笑)」(c)NHK