――前のほうがもうちょっと、とんがってました?

松下 荒やんとかの前でとんがるわけじゃないけど、なんか自分的にもうちょっとイケイケ感があったような気もするし。性格的な意味で、それが結構なくなってきたかなという気がしますね。

荒木 そうか~。

――荒木さんちょっと寂しそうなんですけど(笑)。

荒木 俺、最近X4のライブにいけてないな~と思って。見てるときにはライブの感想を送ったりしてたんですけど。

松下 メールもらいましたね。

荒木 結成した当時、メジャーデビュー前に福岡のライブにも行ったよね。

松下 そう、X4で初めてワンマンライブをやる初日に来てくれたんですよ。

荒木 たまたま福岡でリリースイベントがあって、時間が空いたんで「行っていい?」って(笑)。

松下 来てくれて、めっちゃめっちゃうれしかったですよ。初ライブだから見せるのは“う~ん”っていうのは少しあったけど(笑)。

松下優也(手前)、荒木宏文(奥) 撮影/森田晃博
松下優也(手前)、荒木宏文(奥) 撮影/森田晃博
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――最後に、改めてお互いはどんな存在ですか?

荒木 もうずっと言ってますけど、尊敬できる人ですね。常に“ああ~、自分はもっとやらなきゃな”って思わせてくれる存在なので、単純に追いかけてる人だと思います。でも実は自分のほうが年上だったり、共演した役がその先生と生徒で始まっているからなのか、それだけすごい人を友達って呼べるのは、出会った現場が、運がよかったのかなって思いますね。

松下 人としてもお仕事に対する姿勢もすごい尊敬のできる先輩ですね。でも……先輩のように感じてない先輩みたいな(笑)、ギリ敬語、みたいな(笑)。

荒木 アハハハハ! 確かに。

松下 受け止めてくれるんですよね、荒木くんが。僕はあんまり受け止めない人なんで(笑)。だから、すごくいい兄ちゃんって感じです。