斉藤由貴

 50代医師との週に4回の“逢瀬”、映画館での“恋人つなぎ”……。

 その一部始終を『週刊文春』に撮られダブル不倫疑惑を報じられた斉藤由貴は、釈明会見で改めて不倫関係を否定した。

 同誌によれば、斉藤は妻子ある50代医師のA氏と斉藤が仕事用に借りているマンションで逢瀬を繰り返し、今年7月には横浜市内で映画観賞を終えた後、 “手つなぎデート”をしお好み焼き屋で食事をするなど、“熟年カップル”のようだったという。

「斉藤さんは会見で『家族がみんなお世話になっているお医者さんです』と男女の関係を否定。一方のA氏もテレビ局の取材に対して『(不倫は)全くありません』と全否定しています。“手つなぎ”についても『(斉藤が)ふらついたので介抱していた』と説明し、今後も健康管理や治療はこれまで通り続けていく旨を話していました」(スポーツ紙記者)

 今回の不倫疑惑が報じられると同時に、注目されたのが斉藤のかつての不倫遍歴だ。「25年ぶり7度目の優勝」の広島東洋カープならぬ、斎藤の「24年ぶり3度目の不倫」。

 斉藤がまだ独身だった1991年には、ロック歌手で、妻子ある身だった故尾崎豊さん(92年死去)との北海道旅行が報じられ、この時は「同志のような存在」と語っていた。93年には川崎麻世との熱愛が発覚。川崎の釈明会見に同席したカイヤが仁王立ちでにらみつけている姿が話題になった。

二度の不倫で、当時はすっかり“魔性の女”のイメージが定着していましたが、その翌94年に電撃結婚。ご主人も敬虔なモルモン教の信者で、3人の子どもにも恵まれ、それ以降スキャンダルとは無縁だったのですが……」(ワイドショー関係者)

 会見の前に発表したコメントで斉藤はA氏について、こんな説明をしている。

≪実は6年ほど前に大掛かりな減量をした際にも全ての指導と管理をしていただき、ここ最近沢山お仕事をいただくようになってからは、肌ケアの美容注射や体力維持の点滴等、女優としてあまり他の患者さんには見られたくない治療やメンテナンスのために、個人事務所に往診をお願いしております≫

 6年ほど前といえば、ちょうど斉藤の激太りが取り沙汰された時期。

2010年に放送されたドラマ『同窓会~ラブアゲイン症候群~』に出演した彼女が、あまりにも中年太りしていて、二の腕も太く、顔もパンパン、下半身もムッチリしていたんです。

 斉藤さんは父親からも『あのこんもりとした背中や顔は女優としていかがなものか』と言われたそうで、それでダイエットを始めたそうです。

 1日300キロカロリーの食事制限で、3カ月で11キロもやせたのですが、急激なダイエットで身体に不調をきたし、そこでA氏に指導してもらうようになったそうです」(テレビ局関係者)

 同ドラマの主人公は、30年ぶりに中学の同窓会で再会した45歳の4人の男女。それぞれを取り巻く不倫、リストラ、離婚、駆け落ちなどをリアルに描いている。斉藤が演じたのは起業家の妻だが、夫の愛人にできた子供を引き取り育てるも、夫が事業に失敗。離婚を迫られ、子連れで妻と別居中で恋人もいる同級生のもとに駆け込んでしまうという役柄だった。

「斉藤さんの演技がとても味わい深く、大人の女の恋心がしっとりと伝わってきました。ぽっちゃりしていた当時でも、そんな雰囲気でしたから、ダイエットしてきれいになって、ますます女性として磨きがかかったのかもしれませんね」(テレビ雑誌記者)

 まさかダイエットで、かつての“魔性”が、目を覚ましたのか。

<取材・文/小窪誠子>