会見で釈明する斉藤由貴

「一瞬、甘えたくなってしまう。優しくされて」

 8月3日発売の『週刊文春』で、50代医師との不倫疑惑が報じられた斉藤由貴。その釈明会見が同日、都内で行われたのだが……。

「会見では男女関係は否定しつつも、相手男性に対して“好意があった”“(再ブレイクの)陰の大黒柱役”と、大切な存在であることを認めていました。時間がたつにつれて、だんだんと言葉の端々に彼への愛がにじみ出ていましたね」(芸能レポーター)

 結婚前にはともに妻子ある尾崎豊さん、川崎麻世との不倫が報じられた。川崎の妻であるカイヤは、今回の斉藤の謝罪会見をどう受け取ったのだろうか?

「正直なところは昔と変わっていないですし、純粋な部分があると思いますね。(相手に好意があると)それを言えることはとても素敵だと思います」

―不倫された妻として、斉藤さんへの怒りは?

「最初はすごいショックでしたけど、夫婦だから片方だけが悪いってことはないんですよ。私も忙しくて、あのときは麻世のほうを向いてなかったなって。だから斉藤さんのこと、全然、怒ってないよ」

―今、斉藤さんに会ったらなんと声をかけたいですか?

「“大丈夫ですか?”って。あのときと違って、子どもがいて母の立場なので、すごく苦しんでいると思うんですよ」

 と、怒りどころか、彼女を心配する。

 だが、今回の相手は斉藤の家族も通うクリニックの主治医。しかも、彼女の長女と医師の次男は小学校が一緒で家族ぐるみの付き合いをしている仲なのだ。

「当然、ショックを受けているのは先生の奥さまですよ。もう卒業しているとはいえ、同じ学校に子どもを通わせる“PTA同士”が不倫だなんてねえ。近所の目もあるし、子どもたちがかわいそうですよ」(近所の住人)

 そこで、医師の妻に話を聞こうとインターホンを押すと、

「すみませんが、お話しすることはございません。お断りします!」

 と、苛立った声で取材を打ち切られてしまった。

 学校の保護者同士の不倫というのは、よくあることなのだろうか。家族問題評論家の池内ひろ美氏はこう分析する。

「ご近所で家族ぐるみのお付き合いをしていたら、ぐちゃぐちゃになりましたってよくある話なんで、『金曜日の妻たちへ』(TBS系)みたいにドラマになったんです。

 ただ、不倫が発覚しても、多くの人たちがなかったことにして、子どもたちの学校もそのままです。そもそも、医者はお金があるし芸能人はきれいだからモテるんです。

 普通のお父さんやお母さんじゃないって子どもたちも知って育ってるので、思ったほど傷ついてないと思いますよ。なので、離婚にはならないでしょう」

 3度目の不倫報道となった斉藤。2つの家族は今後どこへ向かうのだろうか─。