’08年の韓国デビューから、活動10年を迎えた2PM。日本にも多くのファンを持つ彼らが、デビュー以来“初”となる6人そろって海外旅行へ! 行き先は、オーストラリア。ステージでは見ることのない、旅先で見せてくれた“素”の姿満載のBlu-ray&DVDについて語ってくれたメンバーの貴重なビジュアル&コメントをご紹介します。

『2PM WILD BEAT~240時間完全密着!オーストラリア疾風怒濤のバイト旅行~』より Wild Beat (c)2017 IHQ media & JYP Pictures. All Rights Reserved

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9泊10日のオーストラリア旅行。印象に残っているのは?

ウヨン「メルボルンに到着し、空港バスに乗って市内に入ったんです。そのときカモメが電柱の上にとまっているのを見ました。僕の故郷は釜山なので、久しぶりに故郷に帰ってきたような気がしましたね。釜山の匂いがするぞって」

チャンソン「(1日自由に全員のおこづかいを使うことができる王を決める)ゲームをするときが、いちばん面白かったです。以前の、共同生活をしていたころを思い出したリして。卓球ゲームでは、ふつうのラケットのかわりに鍋を使って打ち合いました。鍋で卓球のボールを叩くと、バチンッって! すごい音がして。その音を聞いただけで、大笑いしちゃいました(笑)」

ジュノメンバー6人がひとつの部屋で寝たことです。これは、2PM結成以来、10年の間、1度もなかったこと。宿舎で一緒に暮らしていても、各個人の部屋か、2~3人用の部屋で寝ていますから。今回の経験は、新鮮で面白かったです。あと、アルバイトの仕事を探して3時間働き、時給を受け取った瞬間です!」

ニックン「オーストラリアでは、泊まるところも小さな部屋に2段ベッドが3つだけ。みんな大きなスーツケースを持ってきているのに、その荷物を置く場所もないんです。テーブルもイスもない部屋にいるから、みんなでリビングに下りていって、知らない外国の方とも会話を楽しみながら一緒に遊んだりしました。本当に新鮮な経験でしたね」

ウヨン「バックパッカー向けのゲストハウスで会う海外の方は、みんなとても親切で、古くからの友達と話すような気がしました。僕たちが王を決めるゲームをしたり、遊んでいると、ビールやお菓子を持ってきてくれたり、ラーメンを一緒に食べたり……。そんな姿に癒されましたね。“挑戦したい”“自分に打ち勝ちたい”という思いでやってきた仲間たちとの生活は本当に刺激的でした」

テギョン「メンバーとウルル(エアーズロック)のそばにある温泉に行ったことが、いちばん記憶に残っています。その温泉がとてもユニークで、大自然の中にあって、韓国では経験したことのないものでした。夜は、星を見ながら6人でたくさんの話をしたことが感動的な思い出です

ジュンケイ「オーストラリアに行けたこと自体、とても楽しいことでした。そしてなにより、ウルルですね。オーストラリアで暮らしたことがある人や、旅行したことがある人に聞いてもウルルに行ったことがない、よく知らない人が多いみたいなんです。遠いですから。実際に行って、自分の目で見たときの感動といったら……」

『2PM WILD BEAT~240時間完全密着!オーストラリア疾風怒濤のバイト旅行~』より Wild Beat (c)2017 IHQ media & JYP Pictures. All Rights Reserved

ゲームで王になって、気づいたことは?

テギョン「実は本来、お金をあまり使わないほうなんです(笑)。それに、王になったときは、フィリップアイランドに行くために、お金を無駄には使えなかったですし……。

 いつもゲームをするときは、勝負に燃えます(笑)。最初に仁川空港で王の座をかけたスーツケース競争をしたとき、自分のスーツケースではなくて、車輪がダメなものを使わなきゃならなかったんです。それがとても残念で。僕のスーツケースだったらよかったのに……。僕が最初の王になったら、もっと面白いバラエティー番組になったんじゃないかと思います(笑)!」

ニックン「王になるのは、とてもプレッシャーでした。僕はリーダーに向いてないようですね。“お前はこれをやれ!”とか、“僕らは、これをしよう”とか、“ダメじゃないか!”とか。こういう言葉を言うのが、すごく負担なんです(笑)」

オーストラリアでおいしかったものは?

『2PM WILD BEAT~240時間完全密着!オーストラリア疾風怒濤のバイト旅行~』より Wild Beat (c)2017 IHQ media & JYP Pictures. All Rights Reserved

テギョン「僕はいつも、自分が作った料理を食べていれば、それで十分だと思うほうなんです。なので、撮影中に作ったパスタやステーキには、とても満足しています」

ジュノ「正直、テギョンさんが、一生懸命に焼いてくれた肉より、ほかのスタッフが焼いた肉のほうがおいしかったです(笑)。でも、テギョンさんの努力には拍手を送りたいと思います。意外にも、料理が苦手な僕がアルバイトで焼いた石窯ピザが美味しかったんです! 素質があるのかも(笑)」

ニックン「ウルルでの撮影が終わるとシドニーへ行き、そこで1日遊びました。そのとき、テギョンとフィッシュ・マーケットに行ったんです。2人とも大好きなカキとフィッシュ・アンド・チップスをたくさん食べました。そのあと、ダーリングハーバーという港にも行きました。天気もよくて、20~30分ぐらい散歩しましたね。その日は本当に楽しかったな。オーストラリアに行ったら、フィッシュ・アンド・チップスですよ! 本当においしかったです」

大変だったミッションは?

ジュンケイ「大変というより、いちばん気を遣ったのがアルバイト探しです。僕たちでも早く慣れてできるような仕事を、ツテを頼りに探したんです。知り合いの、知り合いの、知り合い……と、電話をかけまくって。それで、僕とウヨンとテギョンがレストランで仕事をすることになりました。正直、とても大変でしたが、苦労をして日当をもらったときの達成感といったら……。あのときに協力してくれた方々には、感謝したいです

ウヨン「僕は英語がうまいというわけではありませんが、それでもある程度、話せると思っていました。でも、履歴書を持って面接に行くと緊張するんです。まるで口が凍りついたみたい。簡単なことではないなと思いました(面接で、メンバーの誰よりも上手なペンギンの鳴きマネを披露したウヨンの姿が映像に!)」

ジュンケイ「コーラを飲んで、その空き缶を投げ入れるゲームがあったんです。メンバーはみんな、バスケットボールとかサッカーとか、ボールで遊ぶ運動が苦手。空き缶を的に投げ入れるので、これもボール遊びの一種ですよね。このゲームがいちばん記憶に残っています」

ウヨン「そのゲームで自分では、いちばんの戦闘力を発揮したと思います! 誰かと対決するというより、自分が頑張ればよかったので……。でも、それが簡単じゃなくて、失敗してしまいました(笑)」

『2PM WILD BEAT~240時間完全密着!オーストラリア疾風怒濤のバイト旅行~』より Wild Beat (c)2017 IHQ media & JYP Pictures. All Rights Reserved

おいしかった思い出は?

ウヨン「僕とジュンケイさん、テギョンさんで買い物に行って、手に入れた肉をゲストハウスでおいしく味つけして、グリルで焼いて食べたんです。6人で一緒に旅行やキャンプに行って肉を食べるなんて、本当に珍しいことで楽しくて、記憶に残っています

ジュンケイウルル(エアーズロック)で泊まったときに、現地の方々や観光に来ていた方々とパーティーをしたんです。肉を買って、それを一緒に焼いて食べて、メンバーたちと一緒に踊って……、あのときは、本当に楽しかったな」

チャンソン「撮影中に空き時間ができて、僕がアルバイトをしたタイレストランのある街にふらっと行きました。メンバーたちと屋外のテーブルに座り、コーヒーを飲みながら食事もして。ゆっくりとした時間が流れている中で、いろんな話をしながら、周囲の景色を眺めました

アルバイトで動物の世話をした感想は?

ウヨン「フィリップアイランドのペンギンが、本当にかわいくて、愛しくて。噛まれちゃうかもしれないけど(笑)、本気で飼いたくなりましたね。アルバイトでペンギンのおうちをつくることになりましたが、真剣に頑張ったので、できあがったときには心から満足しました。いまでも、ペンギンたちがあの家で元気に暮らしてくれていたらいいですね」

ジュノ「ペンギンの世話や家づくり、どれも“死ぬまでにもう1度、こんなアルバイトをする機会があるかな?”と思うほどの、とても貴重な体験でした。動物園で見た、身長が同じくらいのカンガルーを、家に連れて帰りたくなりましたね。僕たちが見たカンガルーは、種類として、おとなしくて、とてもかわいかったんです。エサをあげながら少しずつ接近していって、ぎゅっと抱きしめたり、横になっているカンガルーの隣に寝そべって、一緒に写真を撮ったりもしました」

ジュンケイ「僕は、カンガルーに会ったことが不思議な経験でした。これまで、見たとしても動物園で遠くから見るくらい。そんな動物に近くで触って、直接、自分の手でエサまでやったことが記憶に残っています。僕らが出会ったカンガルーは、とても人に慣れていて、優しかったんです」

『2PM WILD BEAT~240時間完全密着!オーストラリア疾風怒濤のバイト旅行~』より Wild Beat (c)2017 IHQ media & JYP Pictures. All Rights Reserved

チャンソン「ペンギンの世話はしなかったんですが、動物園でエサやりから掃除まで、なんでもしました。不思議なことに、動物たちは人間の僕を避けないんです! カンガルーは小さくてかわいかったし、コアラもいました。オオカミの一種で、珍島犬みたいな動物もいて、とってもかわいかったです。もし、ペットにするなら、コアラかな……(コアラと心を通わせるに至ったストーリーは映像で♪)。家に木を1本立てて、そこにコアラをつかまらせるんです。毎朝出かける前に“じゃぁ、1日元気でね”とか言って」

テギョン「僕もコアラがいちばんかわいかったですね。韓国では経験できないアルバイト、それも“動物の世話をする”アルバイトをやったという意味でも、新しい経験だったと思います」

ニックン「ペンギンの家づくりや、動物の面倒をみるのも、うまくできたと思います。動物園でアルパカにエサをやろうとしたのですが、長い毛をしていて、目が埋もれてよく見えなかったんです。その姿が、とてもかわいかったですね(笑)」

『2PM WILD BEAT~240時間完全密着!オーストラリア疾風怒濤のバイト旅行~』より Wild Beat (c)2017 IHQ media & JYP Pictures. All Rights Reserved

オススメしたいオーストラリアのスポットは?

ウヨン「僕たちが行った場所は全部オススメです! 特にウルル(エアーズロック)のそばの丘の上にある温泉には、必ず行ってほしいですね。露天風呂なんですが、あんな温泉は初めてでした。目の前に、どこまでも続く草原を眺めながら温かいお湯に浸かる。本当に幸せな気持ちになりました」

ジュンケイ「ウルルには、ぜひ1度行ってもらいたいです。いままで感じたことのない気分を味わえると思います。僕は、別の惑星にやって来たような気がしました。日ごろ接しているのとは、まったく違う風景の中にいるような気がして、別の惑星にいるように感じたんです」

チャンソン「僕も、ウヨンさんと同じで露天風呂にはぜひ1度行っていただきたいです。本当によかったんですよ。癒されるし、空気もきれいで。夕焼けを見ながらお風呂に浸かって……。きっと、経験されたら、一生忘れられないイベントになるでしょう!」

テギョン「僕もウルルですかね。ふだんは接することのできない大自然の姿を目の当たりにして気に入りました。あと、メルボルンもとてもユニークな街でした。幼いころに住んでいたボストンの街と少し似た雰囲気のヨーロッパ風の都市でもあり、なんだか不思議な感じがしました」

ニックン「今回は行くことができなかった、ゴールドコーストがいいと聞いたので、いつか行きたいです。長く続く道のすぐ横に海が見える、きれいな場所があると聞きました」

ジュノ「僕は、フィリップアイランドのペンギンパレードをオススメしたいです。小さなペンギンがまるで民族大移動をするように列を作って移動していくんですが、その中に人生がありました。リードするペンギン、遅れをとるペンギン。突然、現れた鳥たちに攻撃されてケガをするペンギン。そして、無事完走して巣にたどり着くペンギンたち。漁から帰ってきた親ペンギンを迎えるヒナたちの姿を見て、まるで人生の縮図だと感じ、深い感銘を受けました。この島ではペンギンたちの住処を作るために、島にあった民家をすべて撤去したそうです。そんな、自然と共存する姿に感動しました」

『2PM WILD BEAT~240時間完全密着!オーストラリア疾風怒濤のバイト旅行~』より Wild Beat (c)2017 IHQ media & JYP Pictures. All Rights Reserved

旅先で購入したお土産は?

テギョンコアラとカンガルーのぬいぐるみを買いました。ブーメランも買おうかと思ったんですが、投げると飛んでいってしまいそうで(笑)。コアラとカンガルーだけにしました」

ニックン「ワインづくりをしている家で赤ワインを買いましたね。家で飲んでみたら、素晴らしい味で。あぁ、僕はオーストラリアで働いたんだなと思い出すと、味も格別な気がします

ウヨン「ウルルに住む先住民族の女性がデザインしたお茶碗と、きれいな装飾品です。とても小さな陶磁器なんですが、ウルルの壁面に描かれていたような絵が描かれているんです。家でコーヒーをいれて飲んでいます。本当にきれいですよ」

その壁画のある、ウルルに到着したときの感想は?

ジュノ「大きな岩の内側に先住民たちが描いたウルルの壁画を見て、とても感動しました! もっと年を重ねて、自分の人生を振り返ってみたいと感じたときにここに来たら、もっと大きな感動を受ける場所のような気がするんです。なので、もう1度訪ねてみようと思います」

王の地位をかけたゲームで印象に残っているものは?

ジュノ「卓球対決ですね。笑いを取ろうとラケットのかわりに鍋を選んだんです。うまく使えたら絶対、王になれると思って……、でもダメでした。実は、仁川で、すでに王になろうという欲を捨てていました(笑)。ゲームは楽しもう! 何かしようとしてあんまり夢中になるのはやめよう! って。でも、卓球は残念でした……」

チャンソン「(この卓球ゲームで勝ち“王”になったチャンソン)僕も、いちばんハマったのが卓球でした!(笑)」

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最後に番組の見どころを!

『2PM WILD BEAT~240時間完全密着!オーストラリア疾風怒濤のバイト旅行~』より Wild Beat (c)2017 IHQ media & JYP Pictures. All Rights Reserved

「旅行を通じて、リアルにメンバーのさまざまな姿を見ることができます。メンバーがお互いを理解するとき、チームワークがどのように形づくられていくか、よくわかっていただけるんじゃないかと思います」(テギョン)

「オーストラリアに到着した瞬間から、まるで道に迷った子どもみたいに、次に何をすればいいのか、どこに行って誰に会えばいいのかわからず呆然としました。そんな僕らの奮闘ぶりを楽しんでください」(ニックン)

「これまで“自分は舞台にあがるんだ”という気持ちで臨んできましたが、今回はそういう考えを全部捨てました(笑)。朝起きたら目ヤニをつけたまま、髪はボサボサで、親しい友達みたいに感じてほしかったんです」(ウヨン)

「メンバーが家族のように過ごす様子や、僕たちの愛と友情、お互いを気遣う姿を見ることができるドキュメントバラエティーだと思っていただければ。僕たちによい思い出を作っていただいて感謝しています。みなさん、いつもお元気で。アイ・ラブ・ユ~!」(ジュンケイ)

2PMを愛してくださる方なら、誰でも満足できる番組です。メンバー全員で海外に出て、あらかじめ決まった予定がほぼない状態で自由に行動するなんてことは、初めて。僕の、2PMの、オーストラリアの魅力が詰まった、この作品を愛してください」(チャンソン)

「見どころは、メンバーたちが漂わせている“ワイルド”な感覚です。素敵な芸能人の姿ではなく、純粋なありのままの僕らが出ています。そんな姿を見て楽しんでいただけたら」(ジュノ)

『2PMWILDBEAT~240時間完全密着!オーストラリア疾風怒濤のバイト旅行~』 ※記事の中で画像をクリックするとamazonの紹介ページに移動します

<リリース情報>
『2PM WILD BEAT~240時間完全密着! オーストラリア疾風怒濤のバイト旅行~』
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発売・販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
公式HP:http://kandera.jp/sp/wild/