片岡鶴太郎

「この3月に離婚しましてね……」

 8月18日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)で、自らの離婚をいきなり切り出した片岡鶴太郎。思わぬぶっちゃけに、司会のダウンタウンや坂上忍も一様に驚きを隠さなかった。

鶴太郎がまだ売れずに、愛媛の道後温泉で旅館でのショーの司会をしていたころに知り合ったのが5歳下のT夫人でした。若いふたりは一気に盛り上がり、彼が24歳のときに結婚したのです」(芸能レポーター)

 3人の息子を授かるが、幸せな結婚生活は長く続かない。番組でも30歳のころから半別居生活だったことを明かし、

「結婚はしていたけど、結婚生活はしていない」

 と話している。結婚38年目の熟年離婚の原因のひとつとされているのが、彼がヨガにハマったからだという。

最近の鶴太郎は深夜1時に起床。4時間のヨガ・瞑想のあと、2時間かけて朝食をとる生活を5年前から続けているそうです。しかも、食事は1日1回で、自分で作っているとか。妻がいなくても、まったく生活に支障はないと言っていましたね」(スポーツ紙記者)

 睡眠時間はたった3時間と、多くの人には理解できないような生活を送っている。だが、彼がストイックなほど、情熱を燃やしたのは、ヨガが初めてではない。

「お笑い芸人として脂が乗ってきた30代のころ、いきなりボクシングのプロライセンス取得を宣言して、トレーニングをし始めたんです。

 当時、プロになれるのは29歳までだったにもかかわらず、33歳だった彼は日本ボクシングコミッションに直訴し、試合に出ないことを条件に、何とかテストだけは受けられる許可を得たんです。そして見事にプロテストに合格。

 その後、2人の世界チャンピオンのセコンドなどを務めたりしました」(前出・芸能レポーター)

 趣味としてトレーニングするだけではおさまらず、プロになることにこだわった鶴太郎。その情熱はさらに別の方向へ向かう。

38歳のころから、墨絵に没頭するのです。しかも、タモリと行った銀座のクラブで、画家の村上豊氏と出会い心酔。毎週のようにアトリエに通い、師事したそうです。

 そんなときに展覧会の企画が持ち上がり、展示する作品を作るために、1年間に120点以上を描き上げたのです。3日に1点という、まさにストイックなほどののめり込みようでした」(ワイドショー関係者)

 今では群馬県草津町など、全国に4か所も美術館があるほど。熱中するととことん突きつめる姿勢は、昔から変わっていないようだ。

「ヨガで125歳まで生きる」と真顔で語る“鶴ちゃん”は妻と別れ、この先どこに向かうのだろうか─。