小関裕太 撮影/佐藤靖彦

「最近は恋や愛が関わってくる作品に出させていただく機会が何倍にも増えて。新しい出会いもあるし、役者として学ぶことも多いから、学生時代よりも今のほうが“青春”って感じです(笑)」

 昨年は『恋がヘタでも生きてます』や『奥様は、取り扱い注意』などに出演し、年上女性をキュンキュンさせて話題となった小関裕太(22)。今年も続々と出演作が控え、“ブレイク必至”と期待される彼が、映画『ちょっとまて野球部!』では、やんちゃな男子高校生に扮し、須賀健太、山本涼介とともに野球部3バカトリオに。

「とはいえ、本格的には野球をしない映画です(笑)。実は、2人とは同じ高校出身! だからもともと大の仲よしなんですよ。特に健太くんは大親友。本当は禁止なんですけど、たまに寄り道をしたりしては、放課後に遊んでいましたね」

 8歳で芸能界デビュー。昔から仕事と勉強を両立させ、中学ではテニスにも打ち込んでいたという。

「身近な人たちが(ミュージカルの)『テニスの王子様』をやっていたので、いずれ自分も出るのかなって意識があって(笑)。始めて2年半くらいたったときかな? 本当に出演することになって、すごくうれしかったです」

 毎日120%充実していたという学生時代。肝心な恋は?

それがまったく! 好きな人はもちろんいましたけど、付き合いたいとは思わなくて、ただ好きという気持ちで完結していました(笑)。恋愛に興味がなかったんだと思います。今考えると、もっとエンジョイしておけばよかったなぁ。制服デートとか、自転車を一緒にこいで風に吹かれたりとか……。あのときにしかできないことですからね、残念!」

<出演情報>
映画『ちょっとまて野球部!』
1月27日(土)より全国ロードショー