小室哲哉
普段感じていること、あるいは口には出せないホンネ、はたまた口が裂けても言えない秘密。──匿名という条件のもとに、ぜんぶ白日の下にさらけ出します! 男女のセキララなアレコレを、いろんな角度からアナリティクス(分析)! 数字はウソをつきませんよ♪

安室奈美恵を筆頭に、名だたる“ファミリー”が!
心に残るTKサウンドランキング

 先日、惜しまれつつも引退を発表した小室哲哉さん。騒動は週刊誌報道のあり方に疑問を投げかけ今も論争のまっただ中ですが、90年代に青春を謳歌していた女子の皆さんにしてみると、いわゆる“TKサウンド”とともに当時の思い出がありありと脳裏に蘇ることでしょう。

 そこで、30〜40代の女性200人を対象に、心に残る曲についてアンケート調査を行いました!(アイリサーチ調べ)

■心に残る、小室哲哉プロデュース楽曲といえば?
(全20項目から1位3pt、2位2pt、3位1ptで算出。「特にない」を除く)

1位「CAN YOU CELEBRATE?」(安室奈美恵)252pt
2位「恋しさと せつなさと 心強さと」(篠原涼子 with t.komuro)105pt
3位「DEPARTURES」(globe)102pt
4位「I’m proud」(華原朋美)98pt
5位「SWEET 19 BLUES」(安室奈美恵)57pt
6位「WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント」(H Jungle With t)48pt
7位「FACE」(globe)46pt
8位「Chase the Chance」(安室奈美恵)41pt
9位「Don’t wanna cry」(安室奈美恵)34pt
10位「survival dAnce ~no no cry more~」(TRF)23pt
11位「You’re my sunshine」(安室奈美恵)22pt
12位「Can’t Stop Fallin’ in Love」(globe)21pt
13位「a walk in the park」(安室奈美恵)19pt
13位「BOY MEETS GIRL」(TRF)19pt
15位「I BELIEVE」(華原朋美)16pt

 1位はダントツで、安室奈美恵の「CAN YOU CELEBRATE?」! 折りしも昨年引退を発表しただけに、彼女の代表曲が1位を取ることも頷けますよね。そして2位は、今や大女優の貫禄の篠原涼子が歌う力強いナンバー「恋しさと せつなさと 心強さと」。

 安室奈美恵以外の名だたる小室ファミリーを抑えてのランクインだけに、今なお第一線で活躍している人は、記憶に残りやすいのかもしれません

 ランキングを見渡してみると、15位中、安室奈美恵が6曲を占めており、その存在の大きさをうかがい知ることができます。そして、globe、TRF、華原朋美もチラホラ。90年代に一世を風靡したミューズの歌声は、今なお耳に残っていることがわかりました

 めずらしいところでは、6位のH Jungle With t。言わずとしれたダウンタウンの浜田雅功とのユニットです。これまた当時は大人気でしたね。ダウンタウンの冠音楽番組『HEY!HEY!HEY!』(フジテレビ系)とともに、筆者もよく覚えています。

 ちなみにこういった調査では、「特にない」が多くの場合1位になるのですが、この調査ではごくわずか。皆さん何かしらお気に入りの曲があるご様子。そして小室哲哉という存在がいかに愛されているかがわかりますよね

全20項目から1位3pt、2位2pt、3位1ptで算出

長文応援メッセージが続々!
小室哲哉に贈る言葉

 では引退を発表した小室哲哉さんに対して、みなさんどんな見方をしているのでしょうか? 「小室さんにかけたい言葉は?」という質問を投げかけてみました。今回の騒動に対して、世の女性たちがどんな感想を抱いているかも垣間見えてきそうですよ!

【「応援したい!」派のメッセージ】
「どうぞまた曲を作って私たちに聴かせてください。どうぞご無理なさいませんように。 引退は悲しすぎるから。介護のしんどさはよく知っているので、私も同じ立場だし、同じように夫ではない人に寄り添ってもらっているから」(47歳・兵庫県)

「1人で抱え込まないで。 自分ひとりで抱え込んでいるところが多い気がするので、抱え込みすぎて、このままだと小室さん自身が倒れてしまって大変になってしまうと思うので」(40歳・大阪府)

「 TM NETWORKの横浜アリーナでの伏線がまだ回収されていません。何年かかってもいいので必ず復活してください!」(42歳・東京都)

「就職して、新入社員のころからだんだん仕事を覚えて一人前の社会人になるまで、うれしい日も泣きたくなる日も、テレビで、街中でどこに行っても小室サウンドが背景に流れていたと思う。 好き嫌いとかを通り越していつも私のBGMとしてある音だと思っている。 思い出をありがとうと言いたい」(46歳・埼玉県)

「小室さんが幸せだと感じる人生を生きたら、ほかには何もない。不倫報道が過熱しているが、自分に関わることでない限りはどうでも良いこと。小室さんの人生しかり。ただ、小室さんが幸せや喜びを感じる人生であってほしい。これは、小室さんに限らず」(40歳・東京都)

「KEIKOさんを大事にしてください。自分のことも」(46歳・大阪府)

「小室さんは偉大な音楽家なのに、凄く謙虚な方。 引退は非常に残念です」(36歳・滋賀県)

「いつでも戻ってきて」(32歳・秋田県)

【「なんとも思わない」派のメッセージ】
「特にない。 引退せずにこのままいれば、いい曲をこれからも作ってくれると思うけれど、不倫を本当にしていたならそれは嫌なことだし、 ご自分でいろいろ考えて出された結論だと思うので、他人がどうこういうことではないと思う」(48歳・兵庫県)

「特にない。それほど好きなアーティストでもない」(32歳・大阪府)

「興味がない」(46歳・神奈川県)

【「けしからん!」派のメッセージ】
「自己保身のために妻を売るなんて、ひどい奴だ。もう壊れてしまった妻が、何もわからないのをいいことにしているから」(47歳・東京都)

「引退を考えていたのに、週刊誌に撮られたのを理由にしたところがずるい」(49歳・広島県)

「安室さんと真逆で全く美しくない引退。逃げたようにしか見えない」(30歳・京都府)

「何年かしたら帰ってくるの? 多分復帰するでしょう」(30歳・徳島県)

 賛否両論、数多くの意見が集まりましたが、200件のうち「なんとも思わない」派は16件、「けしからん」派はわずか6件という結果になりました。う〜ん、みんな小室さんが大好きなんですね! 

 そして「応援したい!」派のメッセージの一文一文の長いこと(笑)。特に目立ったのが、くだんの報道に対する憤りとともに「引退してほしくない」「また復帰してほしい」といったキーワード。その才能は唯一無二ですから、頷けますよね。

 人は失ってはじめて存在の大きさに気がつくもの。たまには引き出しや棚の奥からCDを引っ張り出して、懐かしのTKサウンドを満喫してみてはいかがですか?

<文 / 雛菊あんじ>