宮沢りえ

 繁華街の喧騒から離れた住宅街にひっそりと佇む小さな一軒家レストラン。白を基調にした店内に、黒く塗られたレトロな木製テーブルは洋風ながら、どこかアジアンテイストな雰囲気を感じさせる。

インスタ映えする料理

 昨年オープンし、瞬く間に美食家たちの間で話題を呼んだベトナム料理店『Y』。6月上旬、日曜の夜とあって満席の店内に現れたのは、宮沢りえと森田剛夫妻だった。

「ふたりともマスクもせずにお店に入ってきたので、びっくりしました。個室のある2階へと上がっていきましたが、人目を気にすることなく落ち着いた夫婦って感じでしたよ」(居合わせた客)

 有名料理研究家が監修したという店のメニューは、本場ベトナムの家庭料理と謳いながらも野菜がふんだんに使われたヘルシーなもの。

名物の揚げ春巻き

「きれいに盛りつけられたインスタ映えする料理は、化学調味料が使われていなくて野菜もたくさんとれるので、女性のお客さんがほとんどですね。料理に合うビオワインもたくさん取りそろえているので、ワインがお好きなりえさんがお店をチョイスしたんじゃないかしら」(常連客)

 今年3月に結婚を発表したりえと森田。りえには前夫との間に9歳になる長女がいるが、今年に入って、ファミリータイプのマンションで親子3人での新生活を始めたことを週刊女性が報じている。

名物のバインセオ

付き合う相手との食事の席に、りえさんはよく娘さんを連れてきていました。それだけ娘さんのことを第一に考えているんです。森田クンのときもきちんと娘さんに紹介し、V6のコンサートに一緒に出かけたり、3人で食事に行ったりしたそうです。

 ふたりが結婚を決めたのも、結婚することで娘さんを安心させたかったんでしょう。今ではすっかり森田クンに懐いているそうですよ」(芸能プロ関係者)

 一方、今年5月にふたりでゴルフを楽しんでいる様子を週刊女性が報じたように、夫婦水入らずの時間もしっかりとつくるのがりえ流。結婚する前もデートをしている様子がたびたび報じられてきた。

「シングルマザーにとってデートに子どもを連れて行くかどうかは頭を悩ませる問題。子どものことを一番に考えなければいけないのは当然なのですが、男性側の気持ちも考えなければなりません。森田クンは子どものことをしっかり考えてくれるそうですが、それでも少しは負担になっているはず」(りえの知人)

 9歳になる娘も、森田と一緒にいることで疲れてしまうこともあるという。

「りえさんは、かなり意識して、あえて息抜きの時間をつくっているんだと思います」(同・りえの知人)

 個室のある『Y』の2階の窓からは、間近に走る私鉄を見ることができる。店の雰囲気がそうさせるのか、電車が走る音と揺れを感じると、不思議とどこか遠くの場所を訪れたような気分になる。ふたりがいる個室からは、楽しそうな笑い声があふれていた。