小出恵介

 6月24日、サザンオールスターズ、福山雅治(49)らが所属する大手芸能事務所「アミューズ」の株主総会が、東京・両国国技館で行われた。

「アミューズといえば、6月4日、未成年女性との飲酒トラブルで無期限活動休止だった俳優の小出恵介(34)との専属契約終了を発表したばかり。同時に、このトラブルで生じた違約金など約5億円とも言われる小出の負債を“チャラ”にしたことも明らかになりました。

 24日の総会では、株主から小出についての質問が続出するのでは、と注目されていましたが、株主たちはいっさいスルー。総会後に行われた2100人の株主を招いてのイベントも、タレントのライブやトークで、つつがなく終了したようです」(芸能記者)

 アミューズの歴史の中でも随一といっていいほど、大きな騒動を起こした小出だけあり、総会の会場に怒号が轟くかと思いきや、

「小出の騒動については、事務所はむしろ同情的に見られていて、サッと切り捨てたことに拍手が送られています。株主は、アミューズに所属するほかのマジメなタレントたちへの愛が強いんです」(前出の芸能誌記者)という。

止まらぬ暴言にあ然

 アミューズも小出もあらためてその後の道を進むことになるが、当の本人は、反省どころか、震え上がるようなとんでもない暴言を口にしていたという。

「未成年女性へ不適切な関係を迫ったとして書類送検された小出恵介ですが、最近、酒の席でその相手女性について“すべてあいつのせい”“あの女、ぶち殺してえ”と口走ったというんです。

 本人はいまだに“ハメられた”と思っているんでしょう。その場にはある芸人も同席していたそうですが、反省ゼロの小出の態度に、ドン引きして返す言葉がなかったとか」(芸能プロ関係者)

 小出は昨年5月、大阪・ミナミで深夜に当時17歳だった女性とバーで飲み、その女性をホテルに連れ込み無理やり行為に及んだことで、大阪府青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検され、不起訴処分になっていた。

当記事は「日刊大衆」(運営:双葉社)の提供記事です

 アミューズは6月4日付で小出との専属契約を終了すると発表。小出恵介も書面を通して「社会人としての自覚を欠いた行動により、相手方、ご家族の方、多数の関係各位の皆様、そして事務所の皆様に多大なご迷惑をおかけしました事を心よりお詫び申し上げます」とあらためて謝罪した。

 また「初心に戻り、自らを律しながら色々な経験を積んで視野を広げ、少しずつ歩んで行ければと思っております。」と今後の芸能活動への意気込みを見せた。

年上の芸人に「全然つまんねーよ」

 俳優として出直しをする小出。慶應大学文学部出身で知的なルックスだが、酒癖の悪さはどこまで直るのか。「酒の席での彼を見るかぎり、以前のような爽やかな役は金輪際無理でしょう」と前出の関係者は言う。

「六本木で初対面の年上の芸人に対し、“全然つまんねーよ、面白いこと言えよ”と絡み、激怒したその芸人に土下座をさせられたという報道もありましたが、それも本当です。アミューズから独立して心を入れ替えていると思いきや、まったくそうではないようで、今も年下の芸人を相手にひどい飲み方をしているようですよ」(前同)

 報道で撮り直しをすることになった作品のひとつ、小出が明石家さんま役で出演する予定だったドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』(Netflix)は、玉山鉄二(38)を代役に再撮し、7月20日にようやく配信となる。

 アミューズの株主は許せても世間は許さない。代役を引き受けた俳優たちのためにも、責任のない発言は控えてもらうことを願うばかりだ。