新婚ノロケ話からコンサートの打ち合わせまで3時間ほどほど店に滞在した森山

 地元愛が爆発! 森山直太朗が8月21日発売の雑誌『東京カレンダー』で、生まれ育った代々木上原への思いを語りまくった。代々木上原のいいところを聞かれると《古さと新しさ、そのどちらも共存しているところ》と答え、《自分の部屋に近い感じ》とも話している。

「直太朗さんは本当に地元が大好きなんですよ。少年時代を過ごし、今も住み続けています。お気に入りのお店がたくさんあって、週4で通っているカフェもあるそうですよ。ちなみに、彼の『まかないが食べたい』という曲は、その店がモチーフだということです」(音楽ライター)

“森山家の指定席”と呼ばれて

 それが、代々木上原の老舗カフェ『D』。8月中旬の夜には言葉どおり、席を予約していた直太朗が現れた。コンサートスタッフとの打ち合わせのようだ。案内されたのは、奥のソファ席。

「このカフェには直太朗さんのお姉さんご夫婦、つまりおぎやはぎの小木さん夫妻もよくいらっしゃいますよ。みなさん、いつもソファ席で飲食しているので、“森山家の指定席”と呼ばれています」(カフェの常連客)

 この日はまかないではなく、お店自慢のデザートメニューとカフェラテを注文。顔を合わせるのは久しぶりだったようで、スタッフから「ご結婚おめでとうございます!」と祝福されていた。

「今年の5月に直太朗さんは結婚を発表しました。お相手は、作曲家でピアニストの平井真美子さんです。ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)の音楽を担当するなど、CMやドラマで活躍していますね。

 直太朗さんがメジャーデビューした'02年より前からふたりは知り合いで、彼女はコンサートでサポートピアニストを務めたこともあります。ここ1年で親密度を深めて、すぐに小木さん夫婦や母親の森山良子さんに紹介。ゴールインしたようですね」(スポーツ紙記者)

 打ち合わせは和やかな雰囲気で、スタッフから「奥さんが食事とか作ってくれるんですか?」との質問も。

「嫁がね~、頑張ってくれるのよ。帰って嫁が家にいるっていいよね」

 京都在住だった真美子さんと、地元で同居を始めたようだ。新婚2か月とあって“嫁”という呼び方も照れまじりで初々しい。

「プロポーズのときさ~、さすがに緊張したよね。京都まで行ってさ。家族とね」

 母の森山良子、小木夫婦と一緒に京都を訪ねてプロポーズしたということなのだろうか。

「向こうが仕事で、こっち来るときがあったからよかったですよ」

 と、遠距離恋愛時代の苦労も語っていた。デレデレの“おノロケトーク”が続いたが、ちゃんとコンサートの企画についての話し合いも。斬新な演出案にもノリノリで応える。

「いいよ、いいよ、そういう自由なの! 俺そういうのバンバン出るわ~」

 終始上機嫌だった直太朗は、午後11時過ぎには打ち合わせを終えて帰宅。やっぱり、まかないじゃなくて“妻の手料理が食べたい”ってことだったり。