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 9月に入り、今年も『NHK紅白歌合戦』の話題が出始めた。毎年ファンを騒がせている“ジャニーズ枠”だが、当確と思われていたKing & Princeの出場に黄信号が灯っている。

当記事は「日刊大衆」(運営:双葉社)の提供記事です

元TOKIOの山口達也による事件や、NEWSメンバーたちの飲酒強要騒動などが続いたことで、番組がこれまで設けていた“ジャニーズ枠”を大幅に減らすと見られています。

 2015年は近藤真彦、SMAP、V6、嵐、TOKIO、関ジャニ∞、Sexy Zoneの7組が出場。2016年は嵐、TOKIO、V6、KinKi Kids、関ジャニ∞、Sexy Zoneの6組。昨年はデビュー10年来の初出場となったHey!Say!JUMPを含め、TOKIO、嵐、関ジャニ∞、Sexy Zoneの5組が出ています。

 毎年1組ずつ枠を減らしていますが、ただでさえ“多い!”と現場での不評もあったジャニーズ枠。今年は騒動が続いた影響もあり、3組にまで減るといわれているんです」(芸能プロ関係者)

 今年の紅白は、この“3枠”がどうなるかが注目される、ということだ。

嵐と関ジャニは順当

 9月10日にスポーツニッポン紙は今年の白組司会が嵐の松本潤(35)で最終調整に入っていると報じた。確かに2016年の相葉雅紀(35)、2017年の二宮和也(35)と2年連続で嵐メンバーが司会を務めているだけに、松本が白組司会を務める可能性は高く、そうなった場合は嵐の紅白出場も順当と言える。

 渋谷すばる(36)が脱退したが、関ジャニ∞の出場の可能性も高い。関ジャニ∞はファンクラブ会員数が50万人を超え、嵐に次ぐ人気。バラエティ番組への出演も多く、知名度が高いことから出場するのではないかと見られている。では残り1枠については、どうなるか。

「これまで24回出場してきたTOKIOは、山口の事件でメンバー4人となったことで出演は当分無理でしょう。そこで、今年デビューしたKing & Princeが、早い段階から“出場間違いなし”と見られていたんですが、どうも雲行きが怪しくなってきたようなんです……」

 と語るのはジャニーズに詳しい芸能記者だ。

デビュー曲の売上が出場に繋がるわけではない

 King & Princeといえば、5月にリリースしたデビューシングル『シンデレラガール』が初週売上57.7万枚を記録し、デビューシングルの初週売上としては2006年のKAT-TUNによるデビューシングル『Real Face』の75.4万枚に次ぐ、史上歴代2位を記録した。

「ただ、デビューシングルは通常盤に初回限定版、ストア限定版など5パターンあるんです。さらに初回プレス分には“ハイタッチイベント”への応募券も封入されていたことで、大量購入した“ティアラ”(キンプリファンのこと)も少なくなかった様子。

 実際、売上記録の割には彼らの知名度はまだ低い。中心メンバーの平野紫耀(21)は映画やドラマに出演していますが、年輩者にとっては彼ですら知らないという人がほとんどでしょう」(前出の芸能記者)

 さらに、デビューシングルの売上が紅白出場につながるというわけでもなさそうだ。実際に初週売上歴代1位の記録を持つKAT-TUNはいまだに出場歴がない。

「キンプリがサラっと紅白出場しては、10年かけてようやく出場した先輩グループ・Hey!Say!JUMPの立場もない。2016年から充電期間に入っていたKAT-TUNが今年からメンバー3人での活動を再開しましたし、彼らに最後の1枠を譲るという見方もできます。キンプリはいずれにせよ、出場の可能性は、現時点では低いと見られています」(前同)

 平野紫耀をはじめ、雑誌『Myojo』(集英社)の企画「恋人にしたいジャニーズJr.ランキング」で5年連続1位を獲得した岩橋玄樹(21)や、Jr.時代から多くの“胸キュン”映画に出演してきた岸優太(22)など、イケメンぞろいの正統派ジャニーズで知られるKing & Prince。未来あるキンプリに、デビュー1年目から紅白出場でインパクトを与えてもらいたいところだが、はたして……?