織田裕二
 普段感じていること、あるいは口には出せないホンネ、はたまた口が裂けても言えない秘密。──匿名という条件のもとに、ぜんぶ白日の下にさらけ出します! 女性のセキララなアレコレを、いろんな角度からアナリティクス(分析)!  数字はウソをつきませんよ♪

織田裕二=時代遅れ? 不変のイケメン?
永遠すぎる二枚目への世間の評価

 27年前の『東京ラブストーリー』で話題になり、『踊る大捜査線』でその地位を不動のものとしたのが、織田裕二。このたび、10年ぶりの“月9ドラマ”『SUITS』で主演、初回視聴率14.2%、第2話も11.1%というかなりの健闘ぶりが話題になっています。しかしネットを見渡すと、なかなか賛否両論を持つ御仁でもありますよね。

 そこで20〜30代の女性200人に緊急アンケートを実施。ぶっちゃけ、織田裕二のイメージって?(全15項目の選択肢から当てはまると感じるものを複数回答)

 まずはズバリ聞いてみました。好き? それとも嫌い? 理由とセットで見ていきましょう!

◆昔も今も興味がない 22.0%
「演技力が低いし今の時代の雰囲気に合っていない」(32歳・兵庫県)

「暑苦しい感じが苦手なので」(30歳・東京都)

◆昔も今も好き 12.0%
「プライドを持って役者をしているように見えるから」(29歳・大阪府)

「踊る大捜査線のときから好きですし、演技も上手だと思うため」(25歳・福井県)

◆昔は好きだったが今は興味がない 10.5%
「東京ラブストーリーの頃の勢いのある熱い感じが好きでしたが、世界陸上での織田裕二があまり好きではなく、そこから興味が薄れていきました」(38歳・北海道)

「昔ほど華がない。 織田裕二が出るから面白いという気持ちはない」(36歳・千葉県)

◆昔は嫌いだったが今は好き 1.5%
※コメントなし

◆昔も今も嫌い 1.0%
※コメントなし

「昔も今も興味がない」が一番多いという結果になりましたが、「昔も今も好き」が12.0%。一方で10.5%が「昔は好きだったが今は興味がない」、すなわち同じくらいの割合で“オワコンだ”と感じているといえそうですが、時代遅れというイメージはあるのでしょうか?

◆今は古くさい/時代遅れだと思う 18.5%
「芝居が一本調子な感じがするから」(29歳・東京都)

「柔軟性のない人だと思うし、今の若者から見たらただのおじさんにしか見えないと思う」(34歳・北海道)

◆今も第一線で活躍していると思う 5.0%
「昔から良くも悪くもイメージが変わらず、安定して活躍している。嫌いになる理由がない」(39歳・東京都)

「あまり芸能人のことを知らない私でも名前を覚えるぐらい活躍している」(26歳・奈良県)

 たしかにここ10年ほどヒット作に恵まれていないため、このような結果になるのもうなずけるかも。そのため「前に見たイメージ」がずっとつきまとう……という見方ができます。

実際は50歳という立派な中年!
「若いこと」は良いこと? 悪いこと?

 一方で、世界陸上でのMCや『踊る大捜査線』の青島俊作のように、若々しく瑞々しい印象があるかもしれません。なにせプライベートの話題やゴシップが、公にはまったくないほどのクリーンなイメージですから。「時が止まっているように思える」という解釈もできそうです。そのあたりについてはどうでしょう?

◆明るく元気な雰囲気が好き 15.0%
「俳優のイメージよりも世界陸上での実況のイメージが強い。一生懸命応援していて熱量を感じる」(26歳・埼玉県)

「みんながモノマネするぐらい定着したイメージ」(37歳・愛知県)

◆変わらず若々しいと思う 9.5%
「昔も今も容姿を変えず、幅広い役柄に対応しているイメージ」(28歳・長野県)

「ワイルドで男らしさがあって魅力的に思う」(27歳・神奈川県)

◆無理して若作りしていると思う 7.5%
「年はけっこういってるけど、昔と変わらないように作ってる感じがする」(25歳・三重県)

「織田裕二自身、自己分析が出来ていないように見えるし、世間が求めている織田裕二を演じられていない。だから見ていて滑稽に思う」(33歳・徳島県)

◆明るく元気な雰囲気が嫌い 1.0 %
※コメントなし

 なにせ御年50歳。立派な中年ですから、是非はともかくその年にしては若いと感じる向きはあることでしょう。そしてここが一番大事。かっこいいと思うかを問うと……。

◆かっこいいと思う 14.5%
「昔見てたドラマのイメージ。なんだかんだ言っても今でもかっこいいと思う。そして昔のドラマは面白かった。最近あまり見てなかったからドラマでどんな感じなのか楽しみ」(38歳・北海道)

「役者として努力していると思う。 どの役を演じても上手になりきるので『またか』感がない」(38歳・岐阜県)

◆かっこ悪いと思う 1.0%
※コメントなし

 若竹のように生えては話題をかっさらうイケメン業界のなかでは、すでに第一線クラスとはいえませんが、「昔取ったきねづか」に加え、「鉄壁のプライベート」、「変わらぬ見た目」の“三種の神器”が、織田裕二の好感度を支えているといえるでしょう。

 1991年の大ヒットドラマ『東京ラブストーリー』で共演した織田と鈴木保奈美が再タッグを組んだ今回の『SUITS』は、海外ドラマのリメイク作品。ややイジワルな見方をすれば、過去の栄光にすがりながら、人のふんどしで相撲を取るという他力本願な布陣で話題になるという皮肉な話なのです。

 とはいえ再び浮上のチャンスを得た感のある織田裕二に、本当の意味で「キターーー!!」と叫べるように、今後の活躍に期待したいものですね。

<文/雛菊あんじ>