関西Jr.に力を入れるジャニーズ(写真はイメージです)

 またまた突如として発表された、ジャニーズJr.の新ユニット『なにわ男子』

 言うまでもなく、その名の通り関西ジャニーズJr.のメンバーによるユニットが誕生した。メンバーは、西畑大吾、大西流星、藤原丈一郎、大橋和也、道枝駿佑、高橋恭平、長尾謙杜の7人。

関西Jr.の実力エース集団

 ユニットの誕生は、10月6日発売のアイドル誌3誌で同時発表という形にし、それぞれの雑誌で意気込みを語っている。

 それらの誌面によると『なにわ男子』は、ジャニー社長が2014年デビューのジャニーズWEST以来、4年ぶりに関西に目を向けて編成したものだという。

 なかでも西畑大吾は、放送がスタートしたばかりの高橋一生主演のドラマ『僕らは奇跡でできている』(カンテレ・フジテレビ系)にレギュラー出演中。

 2014年のNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』では“戦死”するという、茶の間の涙を誘った西門活男役をはじめ、ドラマや映画、舞台にCMなど、関西Jr.の実力派エースとして活躍を続けている。

 あるスポーツ紙記者は言う。

「今年のMyojoの『Jr.大賞2018』恋人にしたいJr.ランキングで、西畑君は5位にランクインしています。上位4人は、現在のKing & Princeのメンバーで占められていたので、来年の順位が気になるところです。ちなみに、大西流星くんは6位に入っていました」

 道枝駿佑も、昨年のドラマ『母になる』(日本テレビ系)で、主演・沢尻エリカの息子役で出演、今年の夏には『絶対零度』(フジテレビ系)で狂気的な役どころを演じ、注目を集めた関西Jr.だ。

「道枝くんと高橋くん、長尾くんは、いずれも同じ時期のオーディションを受けての入所、いわゆる“14年組”といわれる世代。今回のユニット入りは、順当な人選と言えます」

 と、前出のスポーツ紙記者。気になるのは、藤原丈一郎と大橋和也の2人だと、続ける。

「彼らはもともと『Funky8』という8人組の一員でした。非公式グループではありますが2015年に結成され、結束を固めてきた印象があります。そんな中から2人だけが選抜されたということで、ファンのショックは大きいようです」

 新ユニットが結成される際には、既存の組み合わせのシャッフルが行われることはジャニーズでは珍しいことではないが、西畑・大西と一緒にパフォーマンスする機会の多かった、向井康二と室龍太が『なにわ男子』に入っていないことを嘆くファンも多い。

「特に向井君は、バラエティ番組『まいど!ジャーニィ〜』(BSフジ)で『なにわ男子』に抜擢された5人と長く共演しているだけに、なぜ向井君だけ……という驚きも大きい。『Funky8』ファンと同じく『まいジャニ』ファンも、素直に喜べない人は多いようです」

 今回の『なにわ男子』というネーミングに、既視感のようなものを覚えたジャニーズファンは少なくないはずだ。それは、かつて関西ジャニーズJr.にあった『なにわ皇子』の存在だ。

 ジャニーズに詳しい芸能記者は言う。

西のキンプリ的存在!?

「『なにわ皇子』は、今回のメンバー・西畑と大西、そして現在はキンプリメンバーとなった永瀬廉とのトリオでした。永瀬の『な』、西畑の『に』、そして大西の『お』と、それぞれの苗字から取られているネーミングです。

 さらに『皇子』の『じ』が、ジャニーさんの『じ』だと言う都市伝説のようなエピソードもあったほどです(笑)。大西が入所してすぐに結成されたユニットだったため、ジャニーさんの力の入れようがうかがえました」

 今回のユニット名には、西畑と大西が所属することもあり、その面影も伺えなくはないが、若干、違和感もおぼえると、同記者は言う。

ジャニーさんにしては、少しストレートすぎる気がするんです。皇子というワードから、男子という、比較的フラットな言葉にしてきた。

 例えばジャニーズJr.の人気ユニット『SixTONES』。結成当初は『シックストーンズ』と命名しましたが、ジャニーさんのアイデアで、これを『ストーンズ』と読ませると変更しました」

 このように、ジャニーさんなら独特の視点を加えてくることが常。それなのに今回はストレートな名前なのが気になるところ。さらに同記者は、メンバーについても首をかしげる。

「メンバーが、人気者を上から順に選んだような人選なんです。これも、今までのジャニーさんだったら、ひとクセありそうなメンバーや、ハーフや年少者、誰も知らない入所すぐのメンバーといった、サプライズを用意しそうなのですが……。人気者でそろえる人選には、西のキンプリを作りたいのかなという雰囲気もあります」

 西畑出演のドラマにも〈なにわ男子/関西ジャニーズJr.〉というクレジットが表記され、いきなり本格始動した『なにわ男子』。

『SixTONES』や『HiHi JETS』、『東京B少年』など、東京の人気Jr.たちを脅かす存在になることは間違いなさそうだ。

<取材・文/渋谷恭太郎>