KinKi Kidsとしてのパフォーマンスに制限がかかり、万全な形をお見せすることが出来ないことを考えますと、一旦、今年のドームコンサートはお休みさせていただこう、という結論に至りました

 10月2日、キンキのふたりが毎年開催している年末年始のコンサート中止を知らせるメールが、ファンクラブ会員に送られた。21年間続いてきたドームコンサートの中止連絡によって、ファンの間では衝撃が走っている。

「毎年、彼らは『東京ドーム』や『京セラドーム大阪』でクリスマス前後や年末年始にコンサートを行っていました。1月1日が堂本光一クンの誕生日ということもあり、会場では一体となってバースデーソングを大合唱することが恒例になっているほどです」(スポーツ紙記者)

浮上した“疑惑”

 発表された中止の理由は、堂本剛の体調不良が影響しているとのこと。

「剛クンは、昨年6月に左耳の『突発性難聴』と診断されて以降、音楽活動を制限していたんです。直後のテレビ番組や野外フェスなどへの出演も次々とキャンセルしていました。

 しかし、昨年12月の年末年始のコンサートは、耳に負担をかけないようにオーケストラとコラボしてステージに立っていたんですよ」(芸能プロ関係者)

 しかも、今夏はソロ活動も精力的に行っているそうで、周囲からは“とある疑惑”も浮上しているという。

「『ENDRECHERI』名義で行っているソロ活動として、8月に行われた音楽フェス『SUMMER SONIC』、9月には京都で『平安神宮LIVE 2018』にもそれぞれ出演していたんです。

 ソロ活動はできている現状なので、以前からウワサされている“光一クンとの仲が悪いからなんじゃ……”と囁かれていますよ」(前出・芸能プロ関係者)

 一部では“解散説”も流れているほどだったが、ある芸能プロ幹部は、そのウワサを次のように否定する。

「今回の中止は、剛の耳の具合によるもので、いまだに完治していないことから“ベストなステージができない”という判断からでしょう。

 ただ、大事にしているコンサートを中止にせざるをえない状況になり、ふたりの間にすきま風が吹いていることは想像に難くないでしょう」

 そんな心配をよそに、もうひとつの問題がにわかに話題になっている。

キンキのコンサートがなくなったことで、予定していた会場が“空席”になってしまったんです。当然のように毎年、会場を押さえているので代わりのグループが“後釜”になるための調整に入っているのは間違いありません」(前出・スポーツ紙記者)

 キンキの“代打”をめぐって、いろいろな憶測が流れている。

「関西でも行われることを考えると、大みそかの『紅白歌合戦』に出場するグループは厳しいでしょう。国民的人気グループの嵐や、今年、鮮烈デビューを果たしたKing&Princeは紅白出場が濃厚なので代打はナイと思います。関西出身のジャニーズWESTは、可能性があるかもしれません」(在阪テレビ局関係者)

 しかし、前出の芸能プロ幹部は「すでに2組の後輩グループが内定している」と、コッソリ明かしてくれた。

キンキの後釜は、NEWSとKis-My-Ft2がコンサートを行う予定なんだそうです。この2組は紅白に出場する予定こそないですが、過去に何度もドーム公演を行っているため、集客に問題がないからこそ白羽の矢が立ったのだと思いますよ。NEWSは大みそかに関西公演を行うので、カウントダウンコンサートには中継などで出演するかもしれませんね」

 先輩ふたりのためにも、後輩Jがファンを楽しませてくれるはず!