マンガ、アニメ、舞台などメディアミックスを展開し大ヒット中の異能アクションバトル作品“文スト”が初の実写映画化! 映画『文豪ストレイドッグス BEAST』(2022年1月7日[金]公開)は、大勢の人気キャラクターが集結した超必見の話題作だ。
「舞台でずっと演じてきて、この先も続けていけたらなと思っていた矢先に、映画化の話を聞いて。想像もしていなかったので、ものすごく驚きました」
と語るのは、芥川龍之介役の橋本祥平。 2017年の舞台1作目から演じてきた芥川を、どのように見ているのだろう?
「芥川は自分を犠牲にしてでも何かを成し遂げようとする人。ふつうは自分がいちばん大切じゃないですか。でも彼は自分の命より信念を貫くことを選ぶ。その精神がすごいなと思います」
芥川と中島敦、宿敵である2人の所属する組織が逆になるという設定も、混乱はなかったという。
「性格がガラッと変わったわけではないので、意外と大丈夫でした。もちろん環境が違うので普段とは違う表情を見せる瞬間もありますが。今まで一緒に歩んできた芥川を軸に、みなさんに引き出してもらった感じです」
子どもたちに慕われる(?)芥川
芥川と似ている部分を聞くと、
「僕はビビリなので、戦闘センスとかまったく似てないんですけど(笑)。唯一似てるなと思うのは、僕も妹がいるんです。実家暮らしで家族と過ごす時間が好きだし、もし家族の誰かが連れ去られたら、きっと血眼になって捜すと思う。なので、妹の銀を捜し続けた4年間、芥川がどれだけつらい思いをしてきたのか痛いほどわかります」
また今作には子どもたちに慕われる(遊ばれる?)芥川という、ギャップ萌えシーンもあり。
「休憩中は男の子からパンチを受けたり、女の子と“せっせっせのよいよいよい”をしたり、楽しかったな。この間、最年長の子がCMに出てるのを見てすごくうれしくなりました」
“文スト”について、「いつの間にかその世界に入り込んでしまうような魔法がある」という橋本。
「しかも今回の映画はたくさんのキャラクターが集結して夢のような豪華さなので、ぜひ映画館で“文スト”の世界を楽しんでいただけたらと思ってます」
『文豪ストレイドッグス』とは?
マンガ、小説、アニメ、舞台などメディアミックスを展開する大ヒット作品。ヨコハマを舞台に実在の文豪の名を懐(いだ)くキャラクターたちの物語で、中島敦は“月下獣”、その宿敵・芥川龍之介は“羅生門”など、文豪たちの作品にちなんだ異能力が登場する。
通常は、中島は武装探偵社、芥川はポートマフィアの所属だが、今回の映画で描かれるのは「2人の所属する組織がもし逆だったら……?」という“if”の物語。貧民街で生きる芥川龍之介は、ならず者たちの襲撃によって仲間の命を奪われ、そこへ現れた黒衣の男によって妹の銀を連れ去られてしまう。4年後、妹を探し続ける芥川は武装探偵社で働き始め、ポートマフィアの中島敦と遭遇するが……。
(c)映画「文豪ストレイドッグスBEAST」製作委員会
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