大谷翔平(本人インスタグラムより)

《これで元気にお仕事に行けます》《スタンドにいる大谷女子の叫び声も最高》

 日本時間の9月8日、SNS上に寄せられた声。日米の女性たちを沸かせるのは、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平、その人だ。

記念ジャケットには5万件以上の応募が

「この日出場したデトロイト・タイガース戦で、33号ホームランを記録。豪快な1発で、打った瞬間に“キャー!”という大歓声が上がりました」(スポーツ紙記者)

 打っては2年連続で30本塁打を超え、投げては2ケタ勝利を記録。冒頭にもあるとおり、その人気はもはやスーパーアイドル並みだが、世界に誇る“二刀流”のイケメンには“もう1つの才能”が。

「実は、絵の腕前もピカイチなんです。小学生時代の作品が地元・岩手県奥州市などで展示された際には、なかなかの評判に。日本ハムファイターズの退団時には、人気漫画『スラムダンク』のキャラクター、三井寿(みついひさし)を描き、《お世話になりました》と達筆な字も披露。ファンも驚くほどの出来栄えで、テレビ番組で紹介されたことも」(同・スポーツ紙記者)

 確認すると、たしかに素晴らしい作品たち。そんな大谷の“直筆イラスト”を手に入れるチャンスがあった。

「アドバイザリー契約を結んでいるスポーツブランド『デサント』から、2ケタ勝利&2ケタ本塁打達成記念のTシャツが抽選販売されました。袖口には、本人直筆のデザインによる“二刀流ロゴ”が入っています。

 昨年も同じロゴ入りの商品が販売されており、奥州市水沢の工場で生産されたMVP受賞記念の13万2000円するダウンジャケットには、販売数46点に対して5万件以上の応募が殺到しました」(同・スポーツ紙記者)

11月には地元で花火を打ち上げ予定

 今回のTシャツも水沢で生産。応募期間は9月12日に締め切られており、当選枚数は非公開だが、受付状況について『デサント』の担当者はこう語る。

「ありがたいことに今回も非常に多くのご応募をいただいておりまして、抽選を行うことが決定しております」

 プレミア化必至の、まさにファン垂涎の逸品だが、絵の才能は幼少期から知られていたのか。

「絵を描いているのは見たことがないけど、学校の成績がいいことは聞いていました」

 そう語るのは、小学校卒業まで大谷と同じ野球チーム『水沢リトル』に所属していた浅利昭治さん。

抽選販売となる『MIZUSAWAT−SHIRT』の袖口にあしらわれる、大谷翔平直筆デザインの“二刀流ロゴ”

「小さいころから洞察力と記憶力がすごくて、一度見た相手の癖はすぐ頭に入る。絵に関しても、普通とは違う視点を持ってるんじゃないかな。昨年ロゴを見たとき、私は家にそのモデルとなった翔平の写真を飾っているからうれしかった。今回の抽選には、私も応募しています(笑)」

 小学校のスポーツ少年団代表を務める及川菊雄さんも、

「野球一筋な子だったから絵までうまいとは予想していなくて、ロゴを見たときは“何でこんなにすごいんだろう”と(笑)。ライバルもいるけれど、なんとか2年連続のMVPを取ってもらいたい。まだ計画中ですが、去年に引き続き、今年も地元では彼を応援するための花火を11月に上げる予定なんです。頑張ってほしいですね」

 岩手の人々も目を細める“二刀流”スターの意外な一面。このまま活躍を続ければ、直筆デザインの“記念グッズ”が増えるかも!?

大谷翔平の日本ハム退団時、ホワイトボードに描いた絵。添えられた字も達筆

 

大谷翔平が小学生時代に描いた絵。タイトルには『はみがきしゅっしゅっ!』の文字が

 

花巻東高校時代に書いた大谷翔平の“人生設計シート”。26歳の欄には「結婚」の文字が記されている

 

小学生時代の大谷翔平