「まさか、あんな形で“再登場”するとは思いもしなくて」
朝ドラファンの女性がそう話すのは吉川晃司について。
「吉川さんは、昨年にスタートしたNHK朝ドラ『舞いあがれ!』に航空学校の鬼教官役で出演。しかし、昨年12月には吉川さんの出番が終わり、SNSでは“吉川ロス”が起きていました。それが、3月17日に放送された朝ドラのエンディングに、吉川さんがコンサートでシンバルキックをする動画が流れたんです」(スポーツ紙記者)
吉川の動画が取り上げられたのは、視聴者からの投稿写真や動画を紹介する『空飛ぶ〇〇』というコーナー。投稿者名には《東京都 吉川晃司さん》と記され《舞いあがれ! 鬼教官》との紹介文も。これがSNSでも話題となったのだ。ところで“シンバルキック”って何?
「高い位置につるされたシンバルに向かって思いっきり足を上げて蹴るという、吉川さんがコンサートで長年にわたって披露している恒例のパフォーマンスです。デビュー当初はバック転などをしていましたが、肩の脱臼グセがついたためシンバルキックになったそう。60歳近くになってもあの動きができるのは、まさに鍛錬の賜物です。ただ、昨年は3回連続で失敗していました(笑)」(音楽業界関係者)
57歳の吉川。肉体の衰えに抗うため、都内の高級スポーツジムで汗を流す。同じジムに通う会員は、
「吉川さんは運動前にスチームサウナで身体を温めてから、トレーニングに向かうのがお決まり。プールやランニングマシンでは毎回、かなり追い込んでいるだけあって、締まったいい身体をしています。ちょっと意外なのは、よくしゃべる人だということ。ドラマでは口数の少ない役柄を演じていますが、サウナでは気さくに雑談しています」
「老いを隠さない」が気になる悩み
周囲を楽しませながらも、自分に厳しい姿勢は崩さない。
「食べ物にもかなり気を使っているようで、食事は野菜が中心。大好きなお酒も太るから、飲みすぎないようにしていると話していました」(同・音楽業界関係者)
ストイックな生活を送るけど“老いを隠す”ことをしないのも吉川流。
過去の雑誌インタビューで吉川はこう話している。
《僕は髪も染めないし、皺も気にしない。それも含めて、この年になると、生きざまは隠せないものだと思っているから。そういう外見的なことより、大事なのは内面》
ただ、最近では鍛えても抗えない、こんな“男の悩み”を明かしていたとも。
「吉川さんがサウナで“最近、髪の毛が薄くなってきたんだよね……”と話していました。フサフサだとは思うんですが、あの吉川晃司がそんなことまで言うのかと衝撃でした」(前出・ジムの会員)
鬼教官も、年を追うごとに悩みは増えていくようだ。