鈴木福(19)「大学生活はめっちゃ楽しい!」(撮影/吉岡竜紀)

 '73年『ひらけ!ポンキッキ』の放送開始&ガチャピン・ムックの誕生から今年で50周年! いくつかの後継番組を経て、現在は『ガチャムク』が放送中。

『ガチャムク』の収録に潜入!BSフジ毎週土曜朝6時30分〜

「このタイミングで、僕にお話をいただけるんだと結構びっくりしました。もちろんうれしかったです」

 と、4月から新MCを務める鈴木福。子役のころには『beポンキッキーズ』('11年~'17年)にレギュラー出演していた。

「ガチャピン・ムックと番組をやることはすごく懐かしい。そして、昔お世話になった方と再びお仕事できることはやっぱりすごくうれしいです」

新コーナー『どうぶつ博士になろう!』。お題の動物を何も見ずに描き、その後に正解を学ぶ。キッズたちに向けられるやさしいまなざし(撮影/吉岡竜紀)

 現在はお兄さん的な立場でキッズたちを率いつつ、まとめ上げている。

「小学1年生の子もいれば、4年生の子もいて、自由にやってもらっています。個性もバラバラで面白いなと思いますね」

『beポンキッキーズ』時代の'12年にインタビューをした際には“大変なことはない”と胸を張っていたけど?

「えっ!? そんなこと言っていました?結構、大変だったけどなぁ(笑)。ダンスや歌など、頑張らなきゃいけないことの量が多かったから。でもすごく楽しかったし、いい思い出です。

 今ですか?楽しくやれています。小さい子って集中すると言葉を発しなくなったり、時に言うことを聞いてくれなかったりもしますが(笑)。

 でも“こうしようね”と促すと意外なほど“はーい”と聞いてくれる。あと、発言はみんなにしてもらえるように気を配ったり、声をかけたりしていますね」

’12年、当時8歳の鈴木福さん。「大変なことはない」と豪語していた(撮影/佐藤靖彦)

 さすが、子ども時代の出演経験があるからこそ、慮(おもんぱか)れる場面も多いよう。

「土曜日の朝、早起きしてもらって。お子さんと一緒に、そしておひとりでも! ぜひ、応援していただけたらと思います」

“見たい”と思われる俳優になりたい

 4月からは大学生に。勉強との両立について尋ねると、

「大変じゃないといったらウソになりますね(笑)。『ガチャムク』のダンスを覚えつつ、同時に舞台の稽古をしたり。もちろん、大学の課題もやらなきゃいけないので。結構パンパンですね(笑)。

 でも“やります”と言った以上は、やるしかない。大学生になると決めたのは自分自身ですし」

スタッフとセリフや動きなどを入念に確認。待ち時間には台本を熟読する姿も(撮影/吉岡竜紀)

 大学生活については“めっちゃ楽しい”と極上笑顔。

「新しい学びを得る時間が好きだし、特にクリエイティブなことが学べる授業は面白いです。何より、やっぱり友達のいるキャンパスに通うこと。これがすごくリフレッシュになっています」

 6月には19歳を迎えた。“国民の息子”ともいえる鈴木福の成長に驚き、目を細め、感慨深く思う人は多い。そんなふうに抱かれている親近感をとてもありがたいと話す。

「やっぱり“見たい”と思ってもらえる俳優さんになりたいです。そして僕をより好きになって、応援してもらえるように。僕は内に秘めているやりたいことが結構あるタイプ。

 俳優業だけじゃなく、大学で学んでいることを含めて、人生でやりたいことを一つひとつ叶えられる人間でいたいという思いは、すごくあります」

この日はさらに、ジェスチャーゲームやリズムで遊ぶ『福くん、あそぼう』などのコーナーの収録が続いた。午前中にスタジオ入りし、終了したのは夕方。常に笑顔を絶やさない姿には脱帽。お疲れさまでした(撮影/吉岡竜紀)

好きな女性のタイプは?

 '12年、当時8歳の鈴木福には聞けなかった(?)この質問を。

「可愛らしい雰囲気を持っている人かな。そういう人って、多分、自分をきれいにする努力をしているでしょうし。そして、自分自身をしっかり持っている人、目をしっかり見てくれる人かな。やっぱり、フィーリングの部分は大きいんじゃないかな?」

“国民の息子”が成人して大学生に!学業だけでなく、立派にMCも務める(撮影/吉岡竜紀)
撮影/吉岡竜紀、佐藤靖彦('12年子役時)

 

’12年、当時8歳の鈴木福さん。「大変なことはない」と豪語していた(撮影/佐藤靖彦)

 

“国民の息子”が成人して大学生に!学業だけでなく、立派にMCも務める(撮影/吉岡竜紀)

 

新コーナー『どうぶつ博士になろう!』。お題の動物を何も見ずに描き、その後に正解を学ぶ。キッズたちに向けられるやさしいまなざし(撮影/吉岡竜紀)

 

スタッフとセリフや動きなどを入念に確認。待ち時間には台本を熟読する姿も(撮影/吉岡竜紀)

 

この日はさらに、ジェスチャーゲームやリズムで遊ぶ『福くん、あそぼう』などのコーナーの収録が続いた。午前中にスタジオ入りし、終了したのは夕方。常に笑顔を絶やさない姿には脱帽。お疲れさまでした(撮影/吉岡竜紀)