「お芝居が楽しくて。今、やっと現場で周りが見えるようになってきました!」

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撮影/伊藤和幸

 甘いマスクが人気のイケメン若手俳優・栗山航(わたる)24歳。少年のような笑顔、話し声。その中でふと見せる大人の表情に惹きつけられる。

 ドラマ初出演ながら『牙狼〈GARO〉〜闇を照らす者〜』で主役に大抜擢されてから2年。晴れ晴れしい俳優デビューを振り返る。

「初めてドラマに出させていただいたときは正直何も考えられなくて。お芝居の心配よりも“現場ではどうやって過ごしたらいいか”とか、そういう不安ばかりでした(笑い)」

 現在は『牙狼 GARO GOLD STORM -翔-』が放送中。そしてヒーローものから一転、『婚活刑事』では先輩女刑事(伊藤歩)に恋する後輩巡査役に挑戦している。活躍の幅を広げる一方で、周りからの反響は?

「それがあまりないんですよ。“ドラマ見たよ〜”って連絡をくれる人はいるんですが……。“知らない親戚が増えた”とか、ない(笑い)。でもこの前『婚活刑事』のみんなと飲みに行ったんです。そしたらそれがネットでニュースになってて。びっくりしちゃいました。あぁ、この人たちと飲みに行くだけでニュースになるんだって勉強になりました(笑い)」

 仕事でもプライベートでも年上にかわいがられることが多いという栗山は、好きな女性のタイプを聞かれると“断然年上!”と、きっぱり。

「結婚願望? めちゃくちゃあります! 結婚というか、子どもが早く欲しい。僕、両親とすごく仲がいいので、自分の家族が理想の家庭像ですね。まだ周りに結婚した友達がいないので“僕が先にしてやる!”ってひそかに思ってます(笑い)」

理想の夏デートは?

 夏といえば海!

「自然や海が好きなんです。ダイビングデートがしたいですね。僕、ライセンスを持っているんですが、海の中だと言葉がなくても不思議と心が通じ合えるんです。相手との距離も縮まるし、ひとりで行っても絶対誰かと仲よくなるので、出会いも多いってよく耳にします。婚活にピッタリかも!? あ、僕はそれが目当てじゃないですからね(笑い)。あ〜海に行きたい! マネジャー、僕に夏休みをくださ〜い!」

今でも〇〇してます!

 栗山家はみんな仲よし!

「これを友達に言うとびっくりされるんですが、実は今でも父と一緒にお風呂に入ります! 母とは買い物に行って服を選んでもらうことも」と、実はちょっぴり甘えん坊!?

「いやいや、ファザコン、マザコンではありませんよ〜。意外としっかり者の三男坊(笑い)。小さいころから当たり前のようにやってきたことを、今ここで変える必要もないなって」。

 こんな息子がいたら、かわいくて手放したくなくなっちゃう!!