SMAP A (9)
 昨年、7月26日、27日に放送されたフジテレビ系『FNS27時間テレビ』。5人全員として初の司会を務めたSMAPが、『ご当地SMAP選手権』なる企画で全国津々浦々を訪れたのは記憶に新しいところ。

 ロケは6月下旬ごろから順次行われ、本誌も現地で“追っかけ”取材をしてみた。

 本誌記者が向かったのは新潟県内の書道部が有名な、とある高校。大きな紙に15名で書く団体パフォーマンスを得意とするなど、映画『書道ガールズ』が思い出される。ここに来たのは、

「書道部が『27時間テレビ』に出演、撮影するということで、体育館に全校生徒が集まりました。まず、ディレクターさんが番組説明をし、全員でかけ声の練習をしていたんです。すると“お前ら声ちいせーぞ!”と誰かが大声で叫んだと思ったら、いきなり壇上の裾のほうからキムタクが出てきたんです。最初、モノマネ芸人のホリさんかと思ったんですが、まさかホンモノがこんなところまで来るなんて」(生徒の1人)

 生徒たちには木村の訪問は教えられていなかったようだ。それでも先生方の配慮だったのか、女子生徒が壇上に近い位置に、男子生徒はその後ろに並ばせられていたそう。トップアイドルのサプライズに全校生徒は熱狂。壇上から木村が下り始めると、

「いちばん後ろで見ていた男子たちが、女子の列をかき分けて握手を求めに行っていました。筋肉モリモリで、いい香りがしてとてもカッコよかったそうです。男子に触られて苦笑いして、“ちょ、待てよ!”みたいなことを言っていたって(笑い)」(別の生徒)

 生徒たちの興奮が落ち着くと今度は書道部とパフォーマンス。木村も大きな筆で一緒に紙に何かを書き込む。

「マイクの声が全体に通っていなかったので、キムタクが何を言っているかはわかりませんでしたが、“道”というような字を書いていたと思います。書き終わった後に、“完璧じゃん!”と言っては、書道部のコたちとも笑って話していましたね」(前出の生徒)

テレビに映らないところでも、しっかりとファンサービス。いつまでも国民的アイドルと言われるゆえんだ!