山下智久、赤西仁
 昨年6月に、山下智久が赤西仁らと起こした六本木“スマホ強奪事件”。実はその直前に、赤西の自主レーベル『Go Good Recoreds』から“赤西仁feat.山下智久”名義で、コラボシングルを出そうと動いていたという。

 しかしそれを知ったジャニーズ事務所は激怒。そのペナルティーとして山Pは発覚後の歌手活動に制約を加えられてしまうことになってしまった。

「でも、映画『近キョリ恋愛』は予定どおり公開されて舞台挨拶もしていましたし、10月には日テレ系のスペシャルドラマで主演しています。現在撮影中の4月クールのドラマ『アルジャーノンに花束を』(TBS系)は、実は主演がジャニーズWESTのメンバーになるという話もありましたが、結局は山下クンの主演で落ち着きました。俳優活動のペナルティーは特になかったようですね」(芸能プロ関係者)

 大好きな音楽が満足にできないことは、ストレスにもなっただろう。

「彼の中でも、フラストレーションがたまっていたんでしょうね。そんな中で、六本木の事件を起こしてしまったわけです。苦しい思いを吐き出したかったのかもしれませんが、さらに立場を悪くすることになってしまいました」(前出・山下の知人)

 かたや赤西は、ジャニーズを離れて自主レーベルを立ち上げてからも、衰えない人気を見せつけている。

「’14 年8月に発売した『Good Time』は、オリコンのCDシングル週間ランキングで初登場2位を記録して約4万枚を売り上げました。今や紅白出場歌手でも1万枚程度しかシングルが売れない時代なので、4万枚という数字は健闘しているといっていいでしょう」(音楽ライター)

 自分のやりたい音楽を自由に創作している赤西の姿は、山下の目にも羨望の的として映っているのかもしれない。

「もし将来的に山下クンがジャニーズを離れることになったら、赤西クンのレーベルで一緒にCDを出していくことは十分に考えられますね。まだまだ人気のある2人ですから、売り上げもそれなりに見込めると思いますし」(前出・レコード会社関係者)

 だが、やはり今は波風を立てないことを選択したのだろう。昨年末の“赤西軍団旅行”に山下は同行しなかった。

「一行はシンガポールに行きましたが、山下クンだけは同じ時期にハワイにいたそうです。“迷惑をかけてしまうかもしれないから”と、一緒に行くのを控えたという話ですよ。事務所にも、“付き合い方を考えなさい”と、そうとうキツく言われているんでしょう」(前出・山下の知人)