s-nakai

 近ごろ、東京のとあるキー局近くの繁華街で、SMAP中居正広の姿が目撃されている。

「少し前の夜、この路地で見かけましたね。タクシーで来て、雑居ビルに入っていきました」(飲食店の店員)

 テレビ局関係者に話を聞くと、こんな答えが。

「中居さんはバラエティー番組の収録後に“雀荘通い”をしているんです。次の日の仕事が遅いときは、共演者やスタッフたちを誘って、いわゆる“徹マン”をするとか。笑福亭鶴瓶さんと一緒に行くことが多いみたいです」

 実は中居は、テレビでも堂々と“麻雀好き”を公言している。

「今年の3月に放送されたテレビ番組では、劇団ひとりさんから“中居さんを見るのはスタジオか雀荘だけ。雀荘には心を開いている”とバラされていました。さらに6月の同番組で週に2~3回のペースで打っていると自ら話しています」(テレビ誌ライター)

 麻雀にハマるきっかけを作ったのは、今年2月に亡くなった父・正志さんだ。

「10年くらい前に、正志さんから一緒にやろうと誘われたそうです。だけどそのときは経験がなく、ルールもわからない状態。そこで、付き合いのあるレコード会社やテレビ局の人に教えてもらったところ、すぐにその面白さにのめり込んだとか。それからいつでも麻雀ができるように、自宅と正志さんの家用に、全自動の麻雀卓まで購入しています」(前出・テレビ局関係者)

 ‘08 年には『週刊女性』が、東京・山の手にある、ごく一般的な雀荘への“週イチ通い”を報じている。

「中居さんは人の目をすごく気にするので、雀荘もリラックスできる空間を重視。最近通っている雀荘も高級店ではなく、1人あたり1時間500円と、ごく普通の店ですよ」(前出・テレビ局関係者)

 8月上旬、中居がよく現れるという曜日に、その雀荘を訪れてみると、ビル前に1台のタクシーが止まった。車内には、頭にサングラスをのっけた中居の姿が。車から降り立つとエレベーターへと乗り込み、雀荘のあるフロアへ。

 前出のテレビ局関係者いわく、この日は麻雀の腕前がプロ級といわれる芸人と、一緒に楽しんでいたという。

「スピードワゴンの小沢さんと、スタッフっぽい人たちと打っていましたね。特に変装はしていなかったです。終始よくしゃべっていて、店内に声が響いていましたね。はたから見てもゴキゲンでした」

 正志さんの生前、父親の趣味をともに楽しむことをモットーにしていた中居。過去には中居親子と鶴瓶夫妻の4人でゴルフや麻雀に興じたこともあった。

「昨年は正志さんが闘病中だったので一時期、雀荘通いをストップ。麻雀することも控えていたとか。それに中居さん本人も6月にのどの腫瘍摘出手術を受けているため、ようやく本腰入れて趣味の再開といったところなのでは」(前出・関係者)

 目撃したこの日、中居が雀荘から出てきたのは、朝の7時近く。約10時間にわたる“徹マン”をしていたのだ。が、まったく疲れを感じさせない笑顔で、プレーを振り返っては小沢と楽しそうに笑い合って帰路についた。