◆SIMフリーの格安スマホを選ぶなら?

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 SIMとは、電話番号や契約者の情報が記録されたICカード『SIMカード』のこと。携帯電話の会社(キャリア)ごとに決まったSIMカードだけが利用できるよう制限がかけられていたが、今年5月から解禁。携帯電話の会社に関係なくSIMカードを好みのスマホに入れ替えることが可能に。これにより大手キャリアだけでなく、イオン、BIGLOBEなどの格安スマホへの乗り換えがカンタンに! ITジャーナリストの三上洋さんによると、

「大手キャリアは機種代金がいちばん安くて7000円前後、格安スマホは3000円程度です。これだけ見ると格安スマホのほうが安いように見えますが、通話し放題は大手3社だけ。契約によって異なりますが、毎月1時間以上電話をかける人は、乗り換えないほうがお得だと思います」

 乗り換えたほうが安いと思ってもちょっと待って!

「いちばんいい解約時期は、機種変更から2年、料金プランの縛りも2年~2年1か月の時期なら手数料がかかりません」

◆パスワード流出を防ぐかんたんな方法

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 ネットが普及して便利になったとはいえ、日本年金機構から個人情報が流出したように、常にリスクは隣り合わせにある。自分が思いもよらないところから情報が漏えいしていることも……。

「いちばんの危険は、すべてのSNSやフリーメールなどのIDとパスワードを同じ設定にしている人が多いことです。どこか1か所からパスワードが漏れると、ほかもすべて乗っ取られてしまう可能性があるのです」

 三上さんによれば、パスワードはすべて異なるものにして、メモに書きだすか、自分のパソコンに入力して保管すべきだという。

「一括で管理するのは危ないと言われていますが、パスワードが流出する可能性は極めて少ない。同じパスワードを使い回すことによって、乗っ取られる可能性のほうがはるかに高いです。作業はとても面倒くさいですが、これをやっておくだけでも安心ですよ」

 何が起こるかわからないから、できる備えはやっておくべし!