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 福山雅治や西島秀俊、千原ジュニアなど、いい男がどんどん結婚。生活スタイルにも独自のルールが確立されていそうな彼らに結婚を決意させた女性とは? 結婚相談所インフィニの代表取締役・佐竹悦子さんに聞いた。

「千原さんが結婚なさる前、番組の収録でお会いしたときに“寂しがりやで友達や後輩芸人といつも群れていたけど、それはいけないんじゃないかと思った”とおっしゃっていました。あれがよかったですよね。女性も男性も同じで、群れている間は結婚できません!

 だから女子会とかやっている人は難しいですよね。“いい男いないよね”“いない、いない”とか言っていると、いないです。探しに行かないと。自分から動かないと」

 いい男に選ばれる女性には何か理由がある?

「うちの結婚相談所に登録されている方の中には、年収(年商じゃないですよ)が億単位の方もいらっしゃいますが、その人たちが口をそろえて言うのは“やさしい人”なんです」

 やさしい人なんて、基本的な条件に思えるが……。

「男の人、特に優秀な富裕層の方たちは外では戦っていますから。家に帰ってヒステリックに“ダメじゃない。パンツ一丁でウロウロして”と責められるのはダメなんです。ちょっとノー天気なくらいの人。外でのことを忘れさせてくれる人がいいんです」

 知的であることも大切だけれども、対等に張り合うような人は避けられるそう。

「“やさしい”の次は“居心地のいい人”。空気を読むことが大事です。顔を見て、眉間にシワがあるときはそっとしておいて、自分から“今日、こういうことがあってさ”って話し出したときに“うんうん”って聞いてくれる。そうやって自分を大事にされると男性はうれしいです」

 ちょっとめんどくさいけど、いい男が持つエベレストより高い自尊心を傷つける言動は避けることが大事。

「それと、千原さんや福山さん世代の40代くらいの“いい男”と呼ばれる方が望むのはやっぱりトロフィーワイフ。美しいのは最低限の条件」

 美しさが最低限とは厳しいように聞こえるが……。

「そうはいってもモデルのような美しさじゃないですよ。最低限の美をキープしている人ですね。男性って“お前にはもったいないようないい奥さんじゃないか”って言われたいんですよ。“いやいや、とんでもないですよ”とか言うけど、うれしくてしょうがない。だから連れて歩くんですよね。見目麗しいのは最低限の条件です」

 女性は年収で男性を切るが、男性は年齢で女性を切るとも指摘。

「子どもが欲しいという理由で、自分の年齢はおいといて、35歳くらいまでの方と結婚したいという人が多いです。それと、金銭感覚はうるさいですよ、男の人は。これ覚えておくといいですね。男の人は基本ケチ。大盤振る舞いするような人でも下心があるからやっているだけで、ケチです。費用対効果を常に考えています」