20140722 mori shinichi A
 9月7日、都内のホテルで行われた森進一の『ファンの集い』。例年、この時期に行われているが、今年はどこか緊張感が漂っていたという。

「7月にファンクラブ会員の既婚女性との不倫報道が出てから、初めての公の場だったんです。そこで、ファンに対してどんな釈明をするのか、みなさん注目していたのでしょうね」(芸能レポーター)

 森が春先から自宅に夜ごと10歳年下の女性を招き入れている一部始終を写真入りで掲載した本誌。しかも、彼女は夫と子どもがいるれっきとした人妻。森は彼女と一緒に車で帰宅したところを本誌に直撃されるとポルシェで逃走したのだった。

「直撃取材を受けた翌日から森は夏休みということで1か月ほどハワイに滞在。8月下旬にはアイス・バケツ・チャレンジの動画をパソコンで公開したくらいで、ファンやマスコミの前には姿を見せませんでした」(スポーツ紙記者)

 本誌記事の発売直後には《後援会の皆さまへ》と題する1枚の紙をファンへ送付。恋愛関係を否定しながらも、騒がせたことへの謝罪の言葉だけが並んでいた。

「例年どおりツーショット撮影会から始まって、なかなか報道された件についてはお話しされませんでした。さすがに、会場には森さんの恋人と報じられた方は来られていませんでしたね。沈痛な面持ちで突然、“週刊誌の件、ご迷惑をかけました”と涙声で話し始めたのです。すると、80代くらいの女性から“もういいよ!”みたいな声がかかって、それっきりで終わっちゃったんです」(参加したファン)

 森から直接、きちんとした説明が聞けると思ったファンの落胆はいかばかりか。

「森さんの涙声と一部ファンが擁護する声でよく聞こえないまま釈明の時間が終わり、多くの参加者はシラケちゃいましたよ。ファンに手を出すというのは、身内に手を出すようなもの。だからこそ、ファンの集いではちゃんと説明してほしかったんです」(参加した別のファン)

 そこで森音楽事務所に改めて取材を申し込んだが、期限までに回答は得られなかった。