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ライブ会場から出てきた山本は、すぐさま報道陣に囲まれもみくちゃに

 ’06 年に発覚した淫行騒動で芸能活動を休止していた山本圭壱が、いよいよ動き出した。

「1月19日に、東京・下北沢の劇場で単独ライブを行い、8年半ぶりに復活したんです。以前から所属していた草野球チームの仲間たち約10人が開催を手伝ったそう。この公演は事前に公表されていたため、マスコミやファンなど約500人が劇場前に詰めかけ、混乱状態になりました」(スポーツ紙記者)

 何度も会場スタッフが「通行人の邪魔になるので、後ろに下がってください」と注意をしても効果がないほど、現場はパニックになっていた。

「会場の100席に対して、1万6000人の応募があったといいます。ロンブーの淳さんも申し込んだそうですが、落選してしまうほど。8年半という月日がたっていますが、人気が衰えていなかったことを見せつけましたね」(前出・スポーツ紙記者)

 2時間ほどでライブは終了し、ほどなくして山本が会場の外に姿を現した。大挙した報道陣を目にすると、一瞬驚いたような表情を浮かべたが、何を質問しても、

「すいません、すいません」

 と繰り返すのみで、そのまま下北沢駅へと入っていってしまった。本人の思いを聞くことはできなかったが、ライブの出来は上々だったよう。運よくチケットを手にした、ラッキーなファンは、

「コントは全部で6本でしたね。スケートの羽生結弦選手の衣装で普通に踊ったあと、客席の若い女性に視線を送るという芸が印象に残っています。浅田真央選手の衣装を着て視線を送るというのもかなり面白かったですね」

 別のファンも、

「”今度はもっと大勢のいるところでやろうかな“とか”次は2人(相方の加藤浩次と)でやりたい“と言ったときには会場から拍手が起こっていました。いよいよ加藤さんとのコンビが見られる日も近いんですかね」

 と声を弾ませる。確かに相方でもある加藤は、これまでも必死に山本の復帰に向けて奔走してきた。

「たびたび吉本の上層部に直訴したのはもちろんのこと、昨年に『イルネス共和国』というコントライブをやったのですが、もともとこれは山本さんのために彼が企画した舞台だったんです。このときは、残念ながらキャスティングすることができませんでしたが、“次回はぜひ山本も入れてやりたい”と意気込んでいましたよ」(興行関係者)