「愛用する洋服ブランドは、中谷美紀さんが“アヤちゃん”と呼ぶ同い年の親友がデザイナーなんです。本当にお気に入りのようで、自身の写真集の衣装をその親友に依頼するなど、プライベートだけでなく仕事でもよく着ているそうです」(芸能プロ関係者)

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 ふたりは20代前半から10数年来の付き合い。旅行好きの中谷がパリに行ったときに、現地でファッションを学んでいたアヤちゃんと知り合ったという。

「シャネルやバレンシアガといった高級ブランドで経験を積んだ輝かしい経歴を持つ女性です。日本に戻って服の型紙を作るパタンナーとして働いた後、自分のブランドを立ち上げたと聞いています」(国内ブランド時代の同僚)

 仕事の原動力にまでなる、そのブランドの名前は『Lisiere(リジエール)』。リジエールを取り扱っている、東京の銀座と青山に店舗を構える『アパルトモン』に問い合わせてみると、

「弊社が扱っているリジエールも同じデザイナーさんが作っているものですが、厳密に中谷さんと同じものというわけではありません。ちょっとわかりにくいのですが、同じデザイナーさんが、弊社で扱うリジエールと、ご自身で展開されているリジエールという、同じ名前ですが違う2つのブランドをデザインしているんです」(『アパルトモン』広報担当者)

 中谷が着ているリジエールは、親友であるデザイナーに特注でお願いした1点モノだそうで、

「うちのお店で扱っているリジエールは、私どもがデザイナーさんの作る服の素晴らしさを知ったことから、デザイナーさんにうちのお店のオリジナルブランドのデザインをお願いしてできたものです」(前出・広報担当者)

 つまり同じリジエールという名前で、仕立て服と既製服があり、中谷は仕立て服のほうを愛用しているということ。中谷は公開中の映画『繕い裁つ人』の完成披露試写会にも、親友作のドレスで登場。

「映画を見た親友がデザインしてくれた洋服です」

 と、“宣伝”に励んでいたが、当のデザイナー本人は、

「デザイナーさんはあまり表に出たがらない方で、お名前なども公表していません」(前出・広報担当者)

 中谷美紀が自分から宣伝してくれるとはなんて贅沢なブランド。でも現状は普通に買えない幻の服……。私たちにも買えるようにしてほしい!