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 進化系アプリの普及にともない、“自撮り”も進化。SNSにアップされる自らの写真が、なんと全身に至るまでプロ並みに美しく修正されている。とりわけ実物をメディアで確認できる芸能人の中には、不自然さを感じさせる人も。

 そこで写真で自分を修正する心理について、美容業界の先駆者である高須克弥院長に検証してもらった。

――ダレノガレ明美の過度な写真修正ぶりについては前回アドバイスしてもらいましたが、ローラも自撮り写真を脚長加工しているというウワサです。ローラはスタイルが抜群にも関わらず、修正疑惑が出るのが不思議です。

高須「彼女ってバングラディッシュと日本のハーフでしょ?」

――父方がバングラディッシュ人、母方が日本人とロシア人のハーフだそうです。

高須「へえ、すごいいい組み合わせだね。これなら抜群にいい顔になるよ。ところで、このコは英語は話せるの? モデルのジョナサンは英語を話せないけど(笑)」

――たぶん話せると思います。

高須「そうなんだ? まあ、英語ができるかはさておいて、このコは美しいと思う。本当にご両親の組み合わせがよかったんだと思う。人種の違う第一子は優性遺伝子が出るから、どうやっても美しい子が生まれるというエビデンスが当てはまりそうだけど、彼女は第一子なのかな?」

――双子の兄がいるというウワサですが、第一子かどうかは、ちょっとわからないですね。

高須「ハーフがかわいいのは定説、アフリカとフランス、インドとイギリスみたいに、かけ離れていればかけ離れているほど美しい子が生まれたりするもの。でも、美の基準ってその国の支配者が決める背景があるでしょう? だから、北朝鮮では、キム・ジョンウンは自慢のハンサムで、彼が集めた女たちが美女軍団とされている。あと、ベネズエラとかフィリピン、シチリアは、他国に攻められ侵略されたた歴史を持つ国だから、美人が多いんだね」

――日本もようやく近年になって国際色が豊かになってきていますよね。

高須「日本人ならもともとベースにある長州顔と薩摩顔、2種の顔同士で結婚するといいと思うよ。長州顔はすべすべ肌の細面で、どちらかというと切れ長の目のシュッとした顔、薩摩顔は毛深くて濃い、西郷隆盛みたいな顔。自分が長州顔だったら、薩摩顔の人と結婚すればいい。うりざね顔でのっぺりした顔の人は、彫りが深い顔の人と結婚すればいいんだよ」

――なるほど。ちなみに話は戻りますが、ローラの脚長修正はどう思われますか?

高須「だって、ローラのスタイルはいいもの。修正なんかしなくてOKだよ。修正に関して言えば、そう簡単にやるもんじゃない! どうしてもやりたいなら、うちに写真を送ってきなさい。うちのビューティーシミュレーションで自然な感じに直してあげるから」

<プロフィール>

高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)。

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高須院長Twitterアカウント@yes_jinsei