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 1月下旬の夜、東京・世田谷区の住宅街にある居酒屋『Y』で、小栗旬が所属事務所スタッフと飲み、熱く語っているところに出くわした。小栗のアツさに影響されたのか、スタッフが小栗に激白。

「好きなことをやっていいから、俺と“心中して”くれ!」

 小栗も感極まってハグで応えるのかと思いきや意外にもドライな反応。

「それって、俺が剛に言ったことがあるみたいなフレーズじゃん」

 そう、これは実は昨年5月に綾野がトーク番組『A-Studio』(TBS系)で語ったエピソードをパクったもの。

「7年前、映画『クローズZEROⅡ』の打ち上げに綾野さんは参加。移動中のタクシーで小栗さんと2人きりになったとき、綾野さんは、小栗さんに“心中してくんない?”と小栗さんの事務所に移籍するよう誘われたと話していました。即座に移籍を決意。綾野さんがブレイクしたきっかけは小栗さんだとも言っていました」(テレビ誌ライター)

 しかし、小栗はこう話していた。

「俺ね、剛に“心中してくれ”なんて、言ったことないんだけどね。本当は“困っているならウチの事務所に来れば?”って言っただけ、アイツがしゃべると美談になるんだよ!(笑い)」

 愛情を持って揶揄できるのも熱い信頼関係があるからだろう。そして今年、来年の仕事についても話していた。

「今年の3か月間は俺のやりたい舞台をやって、社長がやらせたい仕事は残りの9か月でやることを認めてくれた。剛と(木村)文乃がブレイクしてくれたからだと思う。7か月間舞台をやりたいって言ったら、それも社長は認めてくれたんだよね。これからも“魂を売ったって、俳優として売れればいいんだから”という社長の教えを俺は守っていくから」

 閉店時間を過ぎても、小栗の熱が冷めることはなかった。