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 2月14日、バレンタイン当日にJ-WAVEのラジオ番組『SMⅰLE ON SUNDAY』内のコーナーゲストとして登場した中山美穂。昨年デビュー30周年を迎え、今年は舞台に初挑戦。3月27日の東京公演を皮切りに、7都市で公演を行う。

「舞台『魔術』は、萩原聖人さん、橋本淳さん、勝村政信さんらが顔をそろえる本格的な会話劇です。2月13日にチケットが発売され、中山さんもテレビやラジオに出演する機会が増えているのです」(スポーツ紙記者)

 '14年7月に元夫の辻仁成と離婚が成立してから、活動の拠点を日本に移している中山。チケットが発売された日の夜、とある街に現れたという。

「日付が変わったころに、酔っぱらってご機嫌な男女が店にフラッと入ってきたんです。ほろ酔いでキャッキャしている感じ。オンナのほうが、超美人だな~と思って見ていたら、ミポリンだったんです。カップル? そんな感じには見えなかったけど。それに、この街では単純に、男女がカップルだって思うわけでもないですし」(常連客)

 彼女が知人男性と連れ立って訪れたのは、ゲイタウンとして名高い新宿2丁目。DJブースもあるショットバー『W』は人気店で、週末には多くの人が集まる。

「泥酔しているオンナは醜いと思うけど、おミポは酔っていてもホントに美しいし、かわいかったわ~」(前出・常連客)

 羽を伸ばしていたようだ。男性が常連なのか、中山も何度かここへ訪れているそう。4ビートのリズムが鳴り響くなか、彼女は中央のテーブルに座った。

「テーブルに背を向けてカウンターに座っていたゲイの子は、顔が真っ青でうつむいていました。“どうしたの?”と聞くと、ミポリンの大ファンだったみたいで。“振り返りたいけど、神がそこにいると思ったら、そんなことできない……!”と頭を抱えていましたよ」(前出・常連客)

 松田聖子や中森明菜、小泉今日子などの'80年代を席巻した女性アイドルのファンは、新宿2丁目界隈でも多い。

 中山も例外ではなく、ドラァグクイーンやDJらが企画して“中山美穂ナイト”が行われる夜もあるという。そんなアイドルが近くにいたら、萎縮してしまうのも当然だ。

「勇気を出して“中山美穂さんですよね?”と話しかけたら、わざわざ席を立って席まで来てくれたんです。“そうだよ~♪”と言いながら、腕をポンポンと叩いてハグしてくれて。最後は握手までしてくれて、泣きそうでした」(居合わせた中山のファン)

 プライベートを楽しんでいるときにファンに話しかけられても、イヤな顔ひとつせずに対応するあたり、さすが。

「芸能人が来たら、ほかのお客さんから離れたところに誘導したり、絡むお客さんがいたら制したりと、店側で、ある程度コントロールするもの。おミポはそんな気遣いをしなくても、飲み屋の機微をわかっていて、外で飲みなれているなって思いました」(前出・常連客)

 ワインやシャンパンなど、脚つきのグラスを上品に傾ける姿が似合う彼女だが、飲んでいたのは意外なお酒。

「ひたすらウオツカ・トニックを飲んでいました。2丁目に限らず、ショットバーでワインやシャンパンのボトルを入れるのは、常連客以外はご法度。お店の人からすれば、“私はボトルを入れるんだから、しっかりもてなしなさいよ!”という意味になるんです。1杯ずつショットで飲むのは彼女なりの気遣いかな、と思いました」(前出・常連客)

 みんなと同じお酒を同じように飲みたいという気持ちの表れか。

「最後にお店の人に向かって、“ありがとうございました~!”とお辞儀して手を振りながら帰っていきました。3時間くらいいたんじゃないかと思うんですけど、私たちも彼女たちも酔っていたので、ちゃんと覚えていません(笑い)」(前出・常連客)