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 最近何かと話題になる芸人同士のシェアハウス。一番記憶に新しいシェアハウス芸人といえば『火花』で見事、芥川賞を受賞したピースの又吉直樹、パンサーの向井慧、サルゴリラの児玉智洋だ。

 30代を越えてからルームシェアを始めた芸人もいる。チュートリアルの徳井義実とスピードワゴンの小沢一敬だ。2人は2015年に一軒家でルームシェアをスタートさせ、家庭菜園を楽しんだりパーティーを開くなど充実した生活を送っているそう。

 しかし2人は同居していると言っても、基本的には別々の自宅を持ち、別荘感覚で一軒家を使用しているとか。

 2015年に大ブレイクしたピスタチオの小澤慎一朗もシェアハウス芸人の1人。母方の祖父が玩具メーカー・ダイヤブロックの創設者メンバーで実家が大金持ちと話題の彼だが、なぜルームシェアを選んだのだろうか?

 同居人のスカチャンのヤジマリー。、春夏秋冬の浜中、LOVEのたつろう4人で住む部屋は新宿に程なく近いマンションの9階にある。屋上からは新宿の夜景も見えるという好立地だ。

「間取りは3Kで家賃は13万円。小澤とヤジマリー。は元々ルームシェアをしており、そこに別々で暮らしていた浜中とたつろうが家賃の負担を減らす目的で加入することになったそうですよ」(お笑い関係者)

 2015年10月19日の『有吉ゼミ』(日本テレビ系)では、ヒロミが小澤の部屋をフレンチヴィンテージ風にリフォームするという企画が放送された。部屋に入ったヒロミの第一声は「汚いな」。

 シェアハウスする部屋は玄関も小さく、散乱した靴や小澤の趣味である美容グッズなどが散らばっている。小澤は特に掃除が苦手で、小澤がいるだけで部屋が散らかってしまうこともよくあると言う。

 4人で住むには、けっして広くはない家だが、4人はこの生活が気に入っているようで、“夜に全員そろうとテンションが上がる”と番組で話していた。

「同じように、小島よしおも東京ダイナマイトの松田大輔ら4人とシェアハウス中。雑誌のインタビューで、自宅でお笑い談義ができるメリットを語っていました。お笑いブームも去り、テレビで見かけるレベルの芸人でも懐事情は以前と比べると厳しい。

 シェアハウスすれば、家賃はもちろん外に出かけないで済むので飲み代も抑えられる。さらに芸人仲間と切磋琢磨しあえる上、トーク番組で話せるエピソードも増えるというメリットも。だからシェアハウス芸人は今後増えると思いますよ」(お笑いライター)