20150630 kakosama

「佳子さまは山口県下関市での1泊2日のご公務で地元の熱狂ぶりに圧倒され、お疲れが出たのかもしれませんね」

 秋篠宮ご夫妻の次女・佳子さまの、初めての地方への泊まりがけ公務についてそう話すのは、宮内庁担当記者。

 6月7日に三菱重工業が建造した海洋広域研究船『かいめい』の命名・進水式に出席されるため下関市を訪問されていた佳子さま。前日には赤間神宮や水族館を訪れ、地元で熱い歓迎を受けられた。

 しかし、帰京された2日後に開かれたお食事会に、佳子さまは出席されなかった。冒頭の記者が解説する。

「6月9日に、皇太子ご夫妻のご成婚22周年の内宴が開かれ、天皇・皇后両陛下と秋篠宮ご夫妻、悠仁さまは出席されましたが、佳子さまはお見えにならなかったようです。東宮御所と秋篠宮邸は赤坂御用地内のご近所で、時間はかからないので、佳子さまはご多忙だったのでしょう」

 この2日後の夜に国際基督教大学(ICU)で行われた「プロム」にも、佳子さまはお出ましにならなかった。

「プロムはICUで初めて開かれた行事で、パートナーと学食で高級フレンチをともにしてロマンチックなひと時を過ごす自由参加の催しです。相手は同性でもよく、佳子さまは誰と参加されるのかひそかに注目を集めていましたが、会場には現れなかったようです……」(ICU関係者)

 思い切って佳子さまに「プロムに行かない?」と"アタック"した学生がいたのかどうか気になるが、こんな目撃証言もある。

「一般の学生には、皇族である佳子さまにどう接していいかわからない人もいますが、外国人留学生は別です。皇族の立場を知らないせいか、大声で"ヘーイ! カコ!"とフランクに声をかけるんです。佳子さまは笑顔で応え、ちょっと恥ずかしがるそぶりをみせることもあります」(別のICU関係者)

 中退した学習院大学とは違う、そんな学生生活を両陛下に報告する場になるかもしれなかった週末のお出かけも、佳子さまはお控えになった。

「両陛下は、6月10日から14日まで、神奈川の葉山御用邸で静養されていました。そこで週末は、佳子さまも合流するのではという話もありましたが、12日から秋篠宮ご夫妻と悠仁さまが合流し、佳子さまはお出ましにならなかったようです」(前出・記者)

 くしくも6月の2週目に、行事を"3連休"されてしまった佳子さまだが、お疲れが出てしまったのだろうか─。秋篠宮家の関係者が明かす。

「大学がお忙しいことに尽きると思います。ICUは普段から英語の授業がハードなことで有名ですし、6月19日からは期末試験が始まります。さらに、7月から始まる夏休み中の語学研修の行き先もそろそろ決まるはずです。姉の眞子さまは、5年前に語学研修でアイルランドに行きましたが、佳子さまも参加されると思うので、準備などでお忙しいのです」