「夏休みに入ってからの佳子さまは、好きなダンスやサークル活動をされる余裕はないようです」

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大学行事の合宿では、カジュアルな装いで、自由なひとときを友人と楽しまれていた(5月16日)

 すでに6月末から、国際基督教大学(ICU)の夏休みに入っている秋篠宮ご夫妻の次女・佳子さまについてそう話すのは秋篠宮家関係者。

 佳子さまの入部が囁かれていたストリートダンスサークル「S」の夏イベントが、7月3日に都内の吉祥寺のクラブで開かれたが、佳子さまは姿をお見せにならなかった。

「佳子さまの公式日程としては、ちょうど夏休みに入った6月26日に、皇居で開かれた美智子さまの傘寿をお祝いする演奏会にご出席。7月2日に、皇太子ご夫妻がトンガに出発した際の見送りと、6日にお帰りの際の出迎えを東宮御所でした後は、12日に、美智子さまの傘寿を祝う昼食会に出席されています」(宮内庁担当記者)

 6月初旬に1泊2日で訪問された山口県下関市でも熱狂的な歓迎を受けられたが、その後は皇室内での行事が中心となっていた佳子さま。

 すでに報じられているように、夏休み中、多くの学生が参加する語学留学にも参加されなかった。

「佳子さまのタンクトップ姿が報じられるなどメディアでの露出が増え、母・紀子さまが口うるさくされているという報道もありますが、そうではないと思います。佳子さまはすでに成人されているので、基本的に公私ともに本人の判断に任せるのが秋篠宮ご夫妻の方針です。ダンスを控えるのも、公的活動への判断も佳子さまご自身のお考えが多く含まれていると思います」(冒頭の関係者)

 実は、佳子さまがお出ましを控えられていたのは、こんなまじめな理由があるという。

 秋篠宮家に近い別の関係者が明かす。

「宮内庁のホームページには、皇室の方々の公式日程が公表されていますが、これ以外にも多くの仕事をなさっていて佳子さまも同様です。7月25日から静岡県の御殿場で"馬術のインターハイ"といわれる『全日本高等学校馬術競技大会』があり、昨年まで姉の眞子さまが参加されていましたが、今回は佳子さまが出席されます」

 この関係者が続ける。

「その後、佳子さまが毎年出席している"文化部のインターハイ"とも呼ばれる『全国高等学校総合文化祭(2015滋賀 びわこ総文)』に。30日には『明治天皇例祭の儀』に初めて参列する予定になっていて、その準備や勉強でお忙しかったのです」

 初めての公務や宮中行事となれば、佳子さまも事前の準備が必要となるはず。そんなお忙しさもあってか、7月18日から予定されていた弟・悠仁さま(8)も一緒の山形県への「家族旅行」も同行されないことに……。

 佳子さまが公務に取り組むそんなご姿勢について、

「公務の前には、関連の資料や書籍を取り寄せて読み込み、会う人の経歴なども頭に入れておかなくてはならず、たいへんお忙しいはずです」

 と話すのは、文化学園大学客員教授でジャーナリストの渡辺みどりさん。

「しかも最近のフィーバーで佳子さまは全国民注目の的なので、お出かけ先では緊張もするはず。事前の勉強は大切だというお考えなのだと思います。ダンスやサークル活動は、1年生の後半や2年生からでも始められるので、まずは皇族としての本分に集中なさるということで、堅実な方針だと思います」(渡辺さん)

 7月下旬からは、また各地で"佳子スマイル"を拝見することができそうだ。