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 ロケット編のラストとなる第5話で、ついに視聴率20%の大台を突破。飛ぶ鳥を落とす勢いのまま、『下町ロケット』(TBS系・日曜夜9時)のガウディ計画編がいよいよスタート。 そこで「ガウディ計画編」のキーパーソンを紹介。

・佃 航平(阿部 寛)

「私は技術屋として、全力でその手助けがしたい」

 ロケット打ち上げ成功で右肩上がりだった業績も、椎名のサヤマ製作所の横やりにより、佃製作所に少しずつ暗雲が。そんな中、一村や桜田の熱い思いに打たれ、佃はガウディ計画への参加をついに決意する。

 しかし、技術、資金、そして認可という3つの大きな壁が立ちはだかり、またも逆境の嵐。さらに、ガウディ計画の中止を迫られる出来事が7話(11月29日放送)で巻き起こる。これまで、泥臭いまでの強い信念と、諦めない気持ちでピンチをはね除けてきた佃。今回も、最後は逆転満塁ホームランがあるか?

・桜田 章(石倉三郎)

 人工心臓弁を開発するために新たに「株式会社サクラダ」を立ち上げた桜田役で石倉三郎が。その熱意の理由は、重い心臓弁膜症で亡くなった娘に何もできなかったことへの罪滅ぼしだったことが6話で明かされた。

 だが、完成が見えず費用はかさむばかりで、ついに社内からも反発が。ちなみに、ガウディ計画の呼称は、バルセロナの教会サグラダ・ファミリアを設計した建築家ガウディから取っている。

・一村隼人(今田耕司)

 普段は穏やかだが、高い技術を持つ名前の知れた外科医。以前は貴船の弟子だったが、人工心臓“コアハート”のアイデアを奪われたうえに、北陸医科大学に飛ばされた。

 心機一転、ガウディ計画を始めるも、またしても貴船が興味を示し一村に脅しとも取れる行動を。心臓弁膜症で苦しむ子どもを救いたいという一村の願いは叶うのか?

・真野賢作(山崎育三郎)

 佃製作所の技術者として働いていたが、佃との考えの違いから衝突しロケット編の終盤に退社。現在は北陸医科大学で、一村とともに研究をしている。

 ガウディ計画実現には佃製作所の技術力が必要と一村や桜田を説得し、協力を申し出るよう提案したのが真野だった。以前、蓄えていたひげも剃り、すっかり研究者にイメチェンした真野が、再び佃とともに大プロジェクトに挑んでいく。