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 お正月が明け、やってきました2016年、申年。“今年の顔”となったおサルさんたち。温泉に入ってくつろぐ姿が印象的なのは、長野県にある「地獄谷野猿公苑」。見てください、この表情。お湯は40度前後だそうで、「いい湯だな」なんて、どこからともなくそんな歌声が聞こえてきそう。

 地獄谷野猿公苑があるのは、長野県北部にある人里離れた山奥。冬場の気温はマイナス10度を下回るなど厳し~い寒さに。その寒さをしのぐための手段のひとつが温泉。

 サルたちにとって「温泉」は生活の一部なんだそう。

 地獄谷野猿公苑では、野生動物を檻などの隔てなく観察できるのが魅力。地獄谷のサルたちは人間に対して無関心なので、近くでも安全。野生動物をこんな環境で観察できるのは世界的にも珍しく、国内外問わず観光客はもちろん、多くの研究者や写真家も訪れるそう。

 「極楽、極楽!」この表情を見ていると、こっちがそう言いたくなっちゃいますね。そんな癒しのおサルさんたちに、この冬、会いに行ってみませんか?