20160607_suda_1

 auのCMで鬼ちゃんを演じて話題の菅田将暉。彼のデビューは'09年の『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)。若手イケメン枠だと思われていたが、演技力が認められて、その後は幅広い役のオファーが届くように。

「イケメン俳優の登竜門でもある『仮面ライダー』に出演したのは成功だったと思います。ただ、特撮モノに出演すると、“元気”や“爽やか”などの色がついてしまうんですよ。彼は“イケメンという枠にこのまま収まっていていいのか”と考える機会があったのではないでしょうか。それが、ほかの役の幅もどんどん広げなくては、と思うキッカケになったんだと思います」(芸能レポーターの川内天子さん)

■コンプレックスは普通すぎるところ

 仕事以外で菅田が夢中なのは、ファッション。

「マネージャーが、“今日は普通の服で来てくれるかな”と心配していたことがあります。それくらいファッションも個性派。ダボダボのズボンや雪駄、色使いが激しい柄物など古着が好きみたいですね」(芸能プロ関係者)

 友人と作業場を借り夜な夜な服作りにいそしむことも。

「彼のおじいさんが洋服屋さんだったそうです。古着店めぐりも好きで、仲のいい山崎賢人くんに服をしょっちゅうあげているそう。一緒に遊ぶと似たような格好になるんだとか」(芸能プロ関係者)

 芸能界の友人は若葉竜也、太賀、二階堂ふみなど。

「全員が菅田のことを尊敬しているし、彼もみんなのことを尊敬している。それぞれが演技派でお互いを高め合うような関係性です。一緒にスタジオに入って楽器を演奏したり食事に行ったり……。“なんか、似ているよね”とみんなで言い合っているみたいです」(映画関係者)

 慕っている俳優は『民王』で共演した高橋一生。経験豊富で博識な彼にゾッコン。“僕が女性なら一生さんと付き合いたい”と言っていたほど。

「高橋さんに憧れるのは、人生経験が足りないというコンプレックスがあるから。本人は“長男だし、A型だし、右利きだし普通の典型だ”と言っていました。周りの評価は高いのに、自信を持っている様子がないんです」(芸能プロ関係者)